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発想力と創造力を育むトイ教材「パイプビルダーズ」が登場

ワンダーファイ株式会社が、STEAM通信教育「ワンダーボックス」に新たなトイ教材「パイプビルダーズ」を追加

ワンダーファイ株式会社は、同社が提供するSTEAM通信教育「ワンダーボックス」にトイ教材「パイプビルダーズ」を追加したことを2025年2月11日に発表した。

パイプビルダーズは、パイプを組み合わせて自由に形をつくることで、子供の発想力や創造力を育む教材である。アプリ教材とトイ教材を組み合わせて、頭の中で思い描いたものを自分なりに形にすることの面白さを体験できるという。

パイプビルダーズの組み立て方は、アプリと説明書の両方で確認が可能で、紙ならではの「ひと目で全体を把握できる良さ」と、動画ならではの「流れが直感的に理解できる良さ」の両方を生かしている。

アプリと紙の両方で組み立て方をガイド

また、「完成形がわかりやすく、取り組みやすい」課題を最初に設定。「くぐれるゲートをつくる」「自分の背より大きなものをつくる」といった課題から始まり、徐々に発展的な課題にステップアップするのが特徴だ。

くぐれるゲートをつくる課題

次のステップでは、「つくったものをどうアレンジできるか?」という課題に取り組むことで、子供たちの発想を広げ、自由に形をつくる楽しさを実感できる。「どうすればもっと面白くなる?」「どんなアレンジができる?」と考えることを促し、子供たちの創造力を引き出す工夫を施した。

さらに、完成した作品をアプリで投稿する機能もあり、ほかのユーザーの投稿作品から刺激を受けながら創造力を育むことができる。

実際に投稿されている作品例

パイプビルダーズは、ワンダーボックスのジュニアプラスコース(年長向け)で提供が開始され、より高度な「パイプビルダーズ アドバンス」もエキスパートコース(小学生向け)に追加された。アドバンス版では、東京タワーやタージ・マハルの特徴を再現する課題が出題される。

パイプビルダーズの開発者は、「『こんな形をつくりたい!』とイメージし、手を動かして試行錯誤するプロセスを大切にしている。思い通りにできることもあれば、予想外の形になることもある。予想と違うからこそ『じゃあ、こうしてみよう』と工夫が生まれ、試行錯誤を重ねる楽しさを実感できる」と述べている。

ワンダーファイの研究授業で「パイプビルダーズ」に取り組んだ子供たちの様子