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NTTドコモ、親子ではじめる金融教育アプリ「comotto ウォレット」の提供開始

親子の間で「かせぐ・ためる・つかう」を体験してお金について学ぶ

金融教育アプリ「comotto ウォレット」の提供開始

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、金融教育アプリ「comottoウォレット」を8月24日に提供開始した。対象年齢は主に6歳から10歳までを想定している。利用料金は無料。対応機種は、Android 10.0以上、iOS 15.0以上、iPad OS 15.0以上のスマートフォンおよびタブレットで、アプリをインストールしてdアカウントでログインして利用する。

comottoウォレットは「子どもにお金の有限性やより良い使い方を学ばせたくても、どのように教えたらよいかわからない」という保護者の課題に着目したもの。家庭内でのお手伝いやおこづかい管理における、お金を「かせぐ・ためる・つかう」体験を通して、親子でお金の基本的な役割や使い方を学び、お金が自分の人生にどのように役立つのか考えるきっかけを提供する。親子で毎日触って楽しみながら、お金がより身近になることをめざして開発した。

なお、アプリ上に数字を記録することでお金の管理に関する体験ができるものであり、アプリ上で実際の金銭のやりとりは発生しない。

comottoウォレットでは主に以下の三つの機能と学びを提供する。

◆かせぐ(やること機能)

お手伝いや家庭内のルールなど親子で「やること」を設定し、やることに応じて金額を設定できる。「やること」 が完了したら子どもから保護者へアプリ内で報告し、それを保護者が「確認」することで、アプリ内のおさいふに設定した金額が増えていく。子どもが進んでお手伝いしたくなるきっかけをつくりながら、お金をもらうことの意味を考える機会を提供する。

◆ためる(ほしいもの機能)

子どものほしいものを設定し、その金額に対してどこまでお金がたまっているかゲージで簡単に確認できる。ものには値段があることを理解しながら、目標に向かって計画的にお金をためる力を育む。

◆つかう(おさいふ機能)

アプリ内の子ども自身のおさいふで、たまったお金をいつでも確認できる。使いたい金額を家族に相談し、アプリのおさいふから計画的にお金を引き出し、記録する。子ども自身のおさいふを持つことで、自分なりに考えてお金を使う力が身に付く。