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カードゲームで「人生を練習」、小5にライフプランの重要性を伝える出前授業を実施
2024年10月24日 08:30
保険・証券・住宅ローンを取り扱うブロードマインド株式会社は、東京都足立区立中川東小学校にて、小学5年生を対象にした金融およびキャリア教育の出前授業を2024年9月26日に実施した。
授業では、同社が開発したカードゲーム「ライフプロデュース」を使用。児童たちは仮想の人生体験を通して、限られたお金と時間をどのように使うか考え、将来に向けた計画を立てる方法を学んだ。
同ゲームは、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭の沼田晶弘氏が監修。小学校高学年から中学生、高校生を対象としている。ゲームの目的は、投資や金融商品を教えることではなく、人生にはどんなライフイベントが起こり得るのか、それにはお金や時間がどれくらいかかるのか、自分の選択でどんな違いが生まれるのかを伝えることにある。子供たちはゲームを通して「ライフプラン(見通しを立てること)」の必要性や重要性を学べる。
中川東小学校の児童たちは、「実際に起きそうなことをゲーム感覚で体験できた」「もっとやりたかったことがあるが、時間の制限であきらめた。お金を払ってくれるお母さんは苦労していると思った」という感想をゲーム後に語っている。
さらに、児童たちはゲームで学んだことを振り返り、「大人になったときの自分へのアドバイス」をまとめた。「欲しいものをすぐに買わないということを伝えたいです」「お金は無駄遣いをせず、ここぞというときに使う」といった意見が出たほか、「最後には何も余らずに自分の納得のいく人生が送れたと思えるようにしたい」といった意見も挙がった。
同ゲームの概要や授業の構成は以下の通り。
ゲーム名:「ライフプロデュース」~自分らしい人生を叶える攻略法~
提供対象:小学校(高学年)、中学校、高校
提供エリア:東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
授業構成:カードゲーム+振り返りワーク・講義
所要時間:原則2コマ
費用:無料
講師・運営:すべて同社社員が担当
ブロードマインドは、子供たちが大人になったときに計画的にお金を使い、バランスの取れた人生を送るための一助として、金融教育の推進やライフプランニングの啓蒙に取り組むとしている。