ニュース

お金の知識を学べるボードゲームを活用、児童養護施設で無料ワークショップを実施

NPO法人キッズフリマが、体験型教育イベント「キッズフリマ」のノウハウを凝縮したボードゲーム『ルクラ』を活用し、東京都内の児童養護施設や子供関連施設で出張授業を実施(出典:NPO法人キッズフリマ、以下同じく)

子供の教育事業を展開するNPO法人キッズフリマは、児童養護施設や子供関連施設を対象に、金融教育用ボードゲーム『ルクラ』を活用した無料出張授業の募集を開始した。

ボードゲーム『ルクラ』は、「京大ボドゲ製作所(運営:Kyobo合同会社)」との共同開発によるもので、大富豪のような手札のやりくりを通じて、お客さんの希望に合わせた販売や仕入れを学べる金融教育体験ゲームとなっている。

ゲームでは、商品の仕入れや販売を通じて需要・収支を疑似体験することが可能だ。限られた予算の中で考えることで意思決定力や交渉力、コミュニケーション力を育み、お金を生活や社会に役立つ道具として、前向きに捉えるきっかけとなるという。

『ルクラ』の「お客さんカード」

キッズフリマは、金融庁・環境省・文部科学省などの後援を受け、小学生が店長としてお店を出店し、子供のみが入場・参加できる仕組みとしたフリーマーケットを全国で1,523回以上実施してきた。今回の取り組みは、参加のハードルを下げることで、これまでイベントに参加できなかった子供にも金融教育の機会を届けることを目的としている。

キッズフリマに参加する子供の様子

今回の出張授業は、2026年3月1日(日)から1年間を予定。先行で3月1日(日)〜3月31日(火)に都内の5施設を対象として無料で実施する。費用は無料で、専門スタッフが訪問し、約60分のワークショップ形式で行う。参加対象は東京都内の児童養護施設や子供が集まる施設で、応募は先着順。

『ルクラ』は、小学生以上を対象にしているが、中学生や高校生、大人も一緒に楽しめる内容で、子供の特性に応じた進行やサポートも可能だという。施設側は部屋を用意するだけで、教材や備品はすべてスタッフが持参する。

現時点で出張授業は東京都内での先行実施となるが、今後は全国の児童養護施設や学童保育施設、地域コミュニティへと展開を広げる予定だ。

■出張授業 募集概要
対象:東京都内の児童養護施設、および子供が集まる施設
費用:無料(専門スタッフ派遣費用一式を含む)
時期:2026年3月1日から1年間を予定
 ※春休み期間(3月1日~3月31日)にて先行募集
定員:先行5施設(都内優先・先着順)
内容:ボードゲーム『ルクラ』を用いたワークショップ(約60分)

出張授業の概要