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Yahoo!キッズ、お金の疑問を親子で学べるコンテンツを公開

小中学生1万人に聞いた、おこづかいやお年玉のアンケートも

お金の仕組みを学べるオリジナルコンテンツ「のぞいてみよう!お金の世界」

LINEヤフー株式会社が運営する子ども向けのポータルサイト「Yahoo!きっず」は、夏休みシーズンに合わせて、親子でお金の仕組みを学べるオリジナルコンテンツ「のぞいてみよう!お金の世界」を公開している。対象は主に小学1年生から6年生。キャッシュレスや投資、利子の仕組みなどを学べる内容になっている。

近年の急速なキャッシュレス化の拡大により「見えないお金」と触れ合う機会が増え、子供たちが「お金の使い方」や「お金の価値」などを学ぶ金融教育の必要性が高まっている。

同コンテンツでは、“お金はどうやったら手に入る?”をテーマに、動画やイラストを交え、子供向けにわかりやすい言葉で解説している。

また、「友達同士でお金の貸し借りがいけない理由」や「欲しいものを買うために計画的にお金を貯める方法」なども紹介。夏休み期間中に、親子で楽しく学びながら家計の管理や財務の基礎を身に付ける機会を提供する。

「のぞいてみよう!お金の世界」コンテンツ一覧

さらに、学習コンテンツに加え、小中学生のお金事情に関する「みんなのアンケート結果」を公開。毎月のおこづかいの額や使い道、お年玉の額・管理方法のほか、100万円が手に入ったときの使い道について質問している。アンケートの集計期間は2023年10月7日から12月31日まで。11,412件の回答が集まった。

アンケートによると、おこづかいをもらっていると回答したのは72%。そのうち、1カ月にもらう額は、全学年で「500円まで」が最も多い43%という結果となった。学年別に見ると、中学生は「1,000円まで」が最も多かったが、小学生は低学年・高学年ともに「500円まで」が最多となっている。

小中学生が1カ月にもらっているおこづかいの額

また、おこづかいの使い道については、全学年共通して「貯金」が最も多かった。貯金の用途に対しては、「ほしいものがあるから」という回答に次いで、「なんとなく」が多い結果に。

おこづかいについて全学年の20%が「貯金」と回答
「貯金」と答えた理由で一番多かったのは「ほしいものがあるから」

「おとしだま編」では、全学年を通して96%が「もらっている」と回答。額は「10,000円まで」が22%で一番多かった。管理方法は、「親に管理してもらっている」という回答が全学年で41%で1位となる一方で、中学生は「ぜんぶ自分で管理している」という回答が34%となり、最多となった。

小中学生がもらっている、お年玉の額
全学年の41%がお年玉は親が管理していると回答

また、「100万円編」では、「100万円あったら何につかう?」という質問に全学年の11%が「貯金」と回答した。その次に多かったのは「家族にわける」「旅行」が7%、「テーマパーク・遊園地」が6%、「推し活」「おかし、ジュース」「本・雑誌」「ゲーム」が5%という結果になった。

100万円の使い道で、一番多かった小中学生の回答は「貯金」

アンケートでは、上記のほかに「キャッシュレス決済編」があり、“見えないお金で買い物できる”キャッシュレス決済の知識や注意喚起につなげている。