ニュース

「ありがとう」を習慣化、木元省美堂がカードゲームを販売

株式会社木元省美堂が、遊びながら「ありがとう」の練習ができるカードゲーム『ありがとうできるかな?』の一般販売を開始

株式会社木元省美堂は、カードゲーム『ありがとうできるかな?』の販売を公式オンラインショップで開始した。同商品は、2025年11月14日(金)と15日(土)に東京都文京区で開催される「文京博覧会2025」でも販売予定だ。

『ありがとうできるかな?』は、「ありがとう」をたくさん“言う・聞く”ことをテーマにした教育・コミュニケーション型のカードゲームである。カードにはふりがなとイラストが付いており、6歳から大人まで楽しめる。

「ありがとう」と言いながらカードを取るのが特徴

遊び方には、「ありがとうかるた」「ありがとうならべ」「ありがとうできるかな?」「ありがとうをさがせ!」の4つがあり、それぞれに異なるルールで「ありがとう」を練習できる。特に「ありがとうかるた」は、読み上げられた言葉に合うイラストを「ありがとう」と声に出して取り合う形式で、ゲームを通じて感謝の気持ちを表現する習慣が身に付くように工夫した。

4種類のゲームで繰り返し「ありがとう」の練習が可能

同商品は、小学校の学習指導要領「特別の教科 道徳」に基づいて開発しており、教材として学校現場での活用を想定。ワークショップや企業研修のアイスブレイクなど、幅広いシーンでの使用が可能だという。

小学校の学習指導要領「特別の教科 道徳」に基づいて開発

販売価格は税込2,400円で、プレイ人数は3~5人、プレイ時間は約10分。未就学児でも絵合わせとして使用できるなど、幅広い年代に対応している。

セット内容(イラストカード25枚、ことばカード25枚、ありがとうコイン60枚、あそびかた説明書1枚)

同社は、「サステナビリティ戦略支援」事業の一環として教育現場で課題となっている「語彙(ごい)力」や「自己表現力」の格差に注目。幼少期から肯定的な言葉を習慣的に使えるようにすることで、自己肯定感と健やかな人間関係を育む力を身に付けられるよう、同商品の開発に至った。

身の回りの「ありがとう」に気付くきっかけとなり、小さな「ありがとう」を感じる瞬間が増える