ニュース
先生がトレカに!? 多摩大聖ヶ丘中高が教員40名のカードを配布
2025年9月10日 07:00
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校(東京都多摩市、校長:石飛一吉)は、専任教員を紹介する「たまひじ先生トレーディングカード」の配布企画を開始することを2025年9月9日に発表した。
このカードは、同校の専任教員40名の特徴を踏まえてイラストレーターにイラスト化を依頼したもの。名前やテキストは教員自身が楽しみながら考えている。同校は、学校にとって一番大切な「先生」を身近に感じてもらい、その1枚から生まれるつながりを大事にしてほしいという願いを同企画に込めている。
トレーディングカードには、「世界のヒゲ TO BE(トビー)」と名付けられた校長をはじめ、「エンタメチャンプ・イズ」(国語・探究/男子バスケットボール顧問)、「ターザンマツザキ」(体育/女子バスケットボール部顧問)、「mezzo forte 聖子」(音楽/吹奏楽部顧問)など、個性豊かな名前や特徴が並ぶ。
同企画の背景には、「どんな立派なカリキュラムより、大事なのは結局『先生』だ」という同校の教育理念がある。生徒の学びを支える教員の姿を親しみやすく伝えることで、学校と生徒、保護者、地域とのつながりを深めることが狙いだ。
同校は、「少人数できめの細かい指導」「本物から本質に迫る教育」「主体性と協働性を育む」の3つを教育の柱に掲げる少人数の共学中高一貫校。多摩市と連携した地域探究学習や、教員が好きなことを楽しむ夏期講座「A知探Qの夏」など、「学ぶ楽しさ」の発見を大切にする教育活動を展開している。