ニュース

国語辞典がボードゲームに 「いみとりかるた」モニター校募集

「いみとりかるた」モニター校を50校募集(出典:株式会社ジーピー)

 株式会社ジーピーは、小学国語辞典の「小学館 例解学習 国語辞典」をボードゲームにした「いみとりかるた」の教育活用を拡大するため、小学校または学童保育での活用を目的としたモニター校を50校募集する。

 「いみとりかるた」は、「小学館 例解学習 国語辞典」に収録されている約4万8,800語から選んだ90個の言葉とその意味をボードゲームに収録。辞書に書かれている意味を聞いて、言葉の札を取るかるた形式のゲームとなっている。価格は税込1,760円。

辞書に書かれている意味を聞いて言葉の札を取る(出典:株式会社ジーピー)

 カードは初級、上級、発展、自作の4種類。初級と上級は小学生のうちに身に付けておきたい言葉を網羅。発展は基本語以外の約4万語から選び、遊びとして楽しい言葉や流行語などを30語掲載した。自作については、30枚の白紙カードで学びたい言葉の札を作れるようになっている。

「初級」「上級」「発展」「自作」のカードをラインアップ(出典:株式会社ジーピー)

 モニター校になるには、「いみとりかるた」を児童が遊び、活用後にレポートを提出することが条件。場合によっては追加ヒアリングがあるほか、感想をWebサイトなどに掲載することもある。すでに「いみとりかるた」を活用している場合でも対象になる。

「いみとりかるた」をプレイしている様子(出典:株式会社ジーピー)

 また、モニター校の募集はゲームの活用推進として実施するため、個人情報の収集が目的ではないとしている。

 応募の締め切りは2026年1月12日(祝・月)で、対象は小学校の職員や学童保育関係者となっている。PTA関係者や保護者も応募できるが、実施する学校や学童保育などの同意が必要となる。なお、関係者の同意が得られていない段階でも応募フォームに登録が可能だ。