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ドコモ、SNSの情報漏えいリスクを学ぶ「インフルエンサー育成ゲーム」と授業用教材を公開

株式会社NTTドコモが、SNS投稿時に潜む個人情報漏えいのリスクを疑似体験しながら学べるWebブラウザゲーム「インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ」を公開(出典:株式会社NTTドコモ、以下同じく)

株式会社NTTドコモは、SNS投稿に潜む個人情報漏えいのリスクを疑似体験しながら学べるWebブラウザゲーム「インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ」と授業用教材を無償で公開した。

「インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ」は、2025年に開催した「ばくモレ展」の第2弾として開発したWebブラウザゲームである。

ドコモによると、同イベントの来場者や教育関係者、SNSの利用者から反響があり、各地での開催や教育現場での活用を望む声が多く寄せられたという。そこで、より多くの人がSNS投稿時に潜む個人情報漏えいのリスクを自分事として体験できるよう、ゲームと授業用教材を用意した。

プレイヤーは、インフルエンサーを目指す高校生で、SNS投稿を重ねながらフォロワーを増やしていくシミュレーション型の内容だ。フォロワー400人の一般人から始まり、1,000人のナノインフルエンサー、1万人のマイクロインフルエンサー、10万人のミドルインフルエンサー、50万人のトップインフルエンサーを経て、最終的に100万人のメガインフルエンサーを目指す。

日常の様子やカフェ、お気に入りの店、アルバイト先などの写真を選んでSNSに投稿するが、一見「盛れているように見える」写真にも、住所や学校、生活パターンの特定につながる情報が含まれる場合がある。

ゲーム中で危険な情報が潜む写真を選ぶと、その情報がどのような危険につながるのかを疑似体験できる。何気ないSNS投稿が恐怖の物語に変わる演出を通じて、個人情報漏えいのリスクがないかを考えるきっかけにする構成だ。

「インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ」のゲームイメージ

併せて公開した授業用教材は、教育現場における「SNSに関する危険性の伝え方」の課題や「ばくモレ展」で得た知見を踏まえて制作。ゲームと組み合わせて使うことを想定し、授業の導入から振り返りまでを一貫して進められる内容とした。提供するのは授業進行用スライドと生徒用ワークシートの2種類で、公式サイトからダウンロードして自由に利用可能だ。

同ゲームと教材の全体監修は、神戸大学特命教授・名誉教授の森井昌克氏が担当した。森井氏は、「SNSは友人とつながり、世界を広げる素晴らしい道具です。しかし、その裏側にあるリスクを知らなければ安全には使えません。まずは体験してみてください。きっとSNSの見え方が少し変わるはずです」とコメントしている。