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中高生と社員が挑む「探究型モノづくり教育」を開始、マイポックス
2025年12月1日 10:30
マイポックス株式会社は、創業100周年を記念した教育プログラム「Mipox X Challenge Program」を開始した。株式会社リバネスと連携し、中学生・高校生と社員が共にモノづくりに取り組む探究・共創型のプログラムを展開する。
同プログラムの第一弾では、「究極の光るどろだんご製造マシンを開発せよ」というテーマが掲げられている。人の感性が生み出すどろだんごの「美しさ」や「光沢」を研磨技術と創意工夫によって機械化し、光沢をもつ球体(どろだんご)を自動で磨き上げるロボットを開発することに挑む。
プログラム名の「X(かける)」には、異なる分野や世代を「かけ合わせる力」により、新たな価値を創出するという意味を込めている。
2025年度にプレ実施を行い、2026年度から本格的なプログラムを開始予定で、6月のキックオフから12月の最終コンテストまでの半年間、チームによる開発や試作を行う。参加チームがオリジナルの研磨装置を設計・改良し、競い合うコンテスト形式となっており、「なめらかさ」「つややかさ」「量産性」などの観点から評価を実施予定だ。
同プログラムは、文部科学省が推進するSTEAM教育の理念に基づいており、理学・工学・経済・芸術に関わる知識を横断的に活用しながら「学ぶ力」と「創る力」の育成を目指すという。
マイポックスは1925年創業の研磨材メーカーで、「塗る」「切る」「磨く」のコア技術を基盤に、半導体や光ファイバーなど多様な分野で製品を提供してきた。今回の取り組みは、そうした技術と精神を次世代へ継承し、次の100年のモノづくりを担う人材を育成するための第一歩と位置付けられている。
●Mipox X Challenge Program 中高生と社員が共創するモノづくりプログラム























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