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NPOカタリバ、熊本県八代市と益城町に子供の居場所を開設

認定特定非営利活動法人カタリバが、熊本県八代市と益城町に災害時の子供のための居場所を開設(出典:認定特定非営利活動法人カタリバ、以下同じく)

認定特定非営利活動法人カタリバは、2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受け、熊本県八代市と益城町に災害時の子供のための居場所を開設した。

カタリバは、2016年の熊本地震や2025年の熊本豪雨災害での支援活動を通じたつながりを生かし、7月29日から子供や子育て家庭の状況を調査している。

多くの学校は避難所となっており、子供たちが夏休み中で県内外にいるため、状況を確認しにくいことや、断水などの有無によって家庭ごとの生活の困難さやストレスに差があることがわかったという。また、地域によっては学童が開所しているものの、活動が制限されていることから、十分な運営が難しいとの声が寄せられた。

こうした状況を受け、熊本県八代市と益城町に子供の居場所を開設したのは、カタリバの災害時子供支援「sonaeru(ソナエル)」である。今回の開設では、避難所や公共施設などを活用。単なる遊び場ではなく、子供が普段の生活リズムや遊び・学びを取り戻すことで、心理的なストレスを緩和し、災害後の心の回復となるための支援として実施する。

八代市と益城町の2カ所に子供の居場所を開設

カタリバでは、災害時における子供の居場所の役割として、避難生活で感じるストレスや心の負担を軽減することや、子供たちが遊びや対話を通じて交流できる環境を挙げている。

さらに、子供が安心して過ごせる場所があることで、保護者が自分の時間や仕事の時間を確保できるようになる。カタリバによると、「少しでも休む時間がほしい」という保護者の声に応えることも、災害支援の1つになるという。

■みんなのこども部屋@ミナテラス(益城町交流情報センター)
実施期間:2026年7月31日〜8月7日(金)
実施時間:9時30分〜16時
場所:ミナテラス(益城町交流情報センター)IT学習室
対象:4歳〜18歳 ※3歳以下の子供は保護者と一緒に利用
運営:一般社団法人Table、認定NPO法人カタリバ

■みんなのこども部屋@植柳下二自治公民館
実施期間:2026年8月1日〜8月9日(日)
実施時間:9時〜16時 ※日時は状況により変更となる場合がある
場所:植柳下二自治公民館
対象:4歳〜18歳 ※3歳以下の子供は保護者と一緒に利用
運営:認定NPO法人カタリバ

カタリバは、保護者向けのLINE相談窓口「災害時こそだてサポート」も開設した。社会福祉士や臨床心理士などの専門職スタッフが、避難生活中の子育ての悩みや生活再建に向けた課題について相談を受ける。相談は24時間受け付け、返信は月曜日から土曜日の8時30分から21時30分までとなっている。

保護者向けのLINE相談窓口「災害時こそだてサポート」を開設

また、カタリバが当事者の子供や保護者との対話をもとに、生活に必要な情報をまとめた情報サイト「災害時の子どもの生活ガイド」についても紹介している。

同サイトは、小児科専門医で厚生労働省DMAT事務局の岬 美穂氏、一般社団法人Smart Supply Vision理事で元中学校教員の佐藤敏郎氏、弁護士で防災士の永野 海氏が監修。「子どものケア」「保護者自身のケア」「生活の立てなおし」「子どもと関わる大人へ」の4テーマから、子供への関わり方や対策方法の確認が可能だ。

被災後の生活や子供との関わり方などをまとめた「災害時の子どもの生活ガイド」