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親子のスマホルールは「課金対策」が最多、NTTドコモ モバイル社会研究所調査

株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所が、「家庭におけるスマートフォン利用ルール」についての調査レポートを発表(出典:株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所、以下同じく)

株式会社NTTドコモの企業内研究所である株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所は、小中学生1,200人とその親を対象に実施した「2025年親と子の調査」から、「家庭におけるスマートフォン利用ルール」に関する調査レポートを2026年7月9日に公開した。

レポートでは、スマートフォンを持つ年齢が低くなる中で、家庭での利用ルールが重要になっていると指摘。夏休みのように子供の自由時間が増える時期に、ルール変更を考える家庭があることから「ルール設定」に関して分析している。

スマートフォンを持たせている親に、どのようなルールを設けているかを学年別に聞いたところ、「勝手に課金・ネット購入をしない」が、小1から小3、小4から小6、中1から中3のすべてで最多となっている。割合は、小1から小3が68%、小4から小6が87%、中1から中3が84%だった。

スマートフォンに関する親と子のルール(学年別上位)[複数回答]%

学年による違いも見られた。小学校低学年では、「スマートフォンを使うのは決められた時間だけ」や「食事中にスマートフォンを利用しない」など、場所や時間に関するルールが上位に入った。一方で、学年が上がると、「面識のない人とは連絡や連絡先の交換をしない」や「個人情報や本人だと特定できる写真をネット上にアップしない」など、個人情報に関するルールが多くなっている。

設定したルールを見直したことがあるかを聞いた結果、小学生の親では43.0%、中学生の親では58.3%が「ある」と答えた。中学生の方が、スマートフォンの使い方や生活環境の変化に合わせて、家庭内ルールを変えた経験が多いことがわかる。

【小中学生】スマートフォンの親子ルールを見直した経験

ルールを見直したきっかけでは、小学生は「夏休みなどの長期休みに入るとき」が36%、「設定したルールを破ったとき」が34%だった。中学生では「設定したルールを破ったとき」が35%、「中学生になったとき」が32%、「夏休みなどの長期休みに入るとき」が30%となっている。

【小中学生】スマートフォンの親子ルールを見直したきっかけ[複数回答]

同研究所では、スマートフォン利用に関する家庭内ルールについて、親が一方的に決めるのではなく、子供と話し合って設定することが大切だとしている。子供が納得して決めることで、ルールの内容を理解し、守りやすくなるという。

また、スマートフォンの使い方は、友人関係や周りの環境、長期休暇で自由時間が増えることなどによって変わる。そのため、生活の節目に利用状況を確認し、必要に応じてルールを変えることが重要としている。

同研究所は、子供に関する調査結果をまとめたデータブック『親子で考えるスマートフォンの使い方ガイド』を2026年3月に公開している。小中学生のスマートフォン利用状況や家庭での利用ルール、フィルタリングなどのペアレンタルコントロールの実態を紹介しており、家庭で話し合う際の参考資料として活用が可能だ。

親子で考えるスマートフォンの使い方ガイド
調査概要「2025年親と子の調査」
調査方法:訪問留置調査
調査対象:全国・小学生および中学生とその親
回答数:1,200(組)[小中学生1,200人とその親]
抽出・割り付け:層化二段抽出、性別・学年・地域・都市規模の人口分布に比例して割り付け
調査時期:2025年11月