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コクヨが新“Campus”ブランドを発表、自分に合った「まなびかた」を見つける文具56品番を発売
2025年8月21日 13:30
コクヨ株式会社は、キャンパスノートをはじめとする“Campus(キャンパス)”を、2025年9月よりノートブランドから学生のまなびを支える「まなびかたブランド」へ刷新すると発表した。ブランド刷新に際し、文具12種類56品番を2025年9月5日より順次発売する。
今回のラインアップは、文具と学習メソッドを組み合わせた「まなびレシピ」に基づく。例えば、「メモ勉」では、書き込むスペースが不足しがちな教科書やプリントにメモやまとめを書き足せる「ロールふせん」を用意。書き込みスペースを作ることで、情報を1つの紙媒体にまとめることができ、見返しやすい。
同じく、「メモ勉」に適したブッククリップも展開。左右のクリップで別々に挟むので、開いたページの左右の厚みが違っていても外れにくく、クリップの一部を半透明にすることで、ページ上部の文字が隠れにくくなっている。本体をクルっと回転させることでペンのように持ち運べるのも特徴だ。
「隙間時間で勉強したい」という要望に応える「ちょこ勉」のレシピでは、計画・要点・暗記のすべてをミニサイズのバインダーに集約するまなびかたを提案。
さっと取り出せるキャンパス ルーズリーフ A7サイズでは、マークを付けてTO DO管理ができる「TO DO」タイプと、3色で使い分けて整理がしやすい「すっきり見分ける」タイプ、暗記勉強に便利な「暗記がはかどる」タイプの3種と、A7バインダー用のルーズリーフ用付せんをラインアップしている。
プリントをバインダーに整理する「とじ勉」レシピでは、2穴バインダーにとじて学校に持参できる薄型軽量のパンチを開発。持ち運びしやすく、学校や図書館などの外出先でも、すぐにプリントの整理が可能だ。
学習計画と頑張りを記録して振り返ることで、モチベーションを上げるまなびかた「モチ勉」では、紙ベースで学習計画を立てるスタディプランナーの利用を提案。スマホ断ちや達成感の可視化に対応し、勉強のモチベーションを維持しやすくするという。
さらに、「消しゴムが折れた」「使いたいペンがすぐに見つからない」など、やる気を削ぐ「ちょっとした困りごと」を解決する、まなびのシーンに欠かせない基本的な文具もラインアップした。
同社が実施した調査(2024年10月実施/n=1,586名)によると、学生が勉強で課題を感じていることは「モチベーションを上げる・維持すること」「時間を効率的に使うこと」だったという。興味がある学習術としては、「時間管理術」「ノート術」が上位となっている。
同社は、学生の顕在ニーズに応えるべく、モチベーションや時間の有効活用につながるレシピを開発。文具と学習スタイルの組み合わせを提案することで、一人ひとりが自分に合った「まなびかた」を見つけられるようサポートするのが狙いだ。
●Campu キャンパス