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「発達障害のこどもを理解する講座」をeラーニングで開講、NPOエッジ
2025年8月8日 17:00
特定非営利活動法人エッジは、発達障害の子供に関する正しい理解と支援の力を育てるeラーニング講座「発達障害のこどもを理解する講座」を開講した。同団体は、ディスレクシア(読み書き困難)の支援活動などを行っており、講座を通じて支援人材の育成を目指す。
近年、通常学級に在籍しながら通級指導を受ける小中高校生が増加しており、文部科学省によると、2023年度は20万3376人に達している。同団体によると、言語障害やADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉症)、LD(学習障害)といった障害がそれぞれ2割前後を占めており、子供の発達特性に合った支援が求められているという。
同講座では、「発達障害とは何か」から始まり、LD・ADHD・ASDなどの特性、ニューロダイバーシティ、心の受け止め方、リフレーミング、子供の権利やアドボカシー、合理的配慮などを紹介。事例やワークを通して、学校現場や支援の現場で生かせる基礎的な知識と実践的な視点を習得できるようにする。
講座は7章構成としており、第8章は10月ごろに公開予定。受講はeラーニング形式で、2026年1月12日(月・祝)まで受講可能だ。申込期間は、2025年12月18日(木)までで、受講料は一般が22,000円(税込)。学生・教員・支援員の割引制度を設けている。なお、受講には誓約事項への同意が必要。
主な概要は以下の通り。
名称:発達障害のこどもを理解する講座
申込期間:2025年8月7日(木)~12月18日(木)
受講期間:2026年1月12日(月・祝)まで
学習形式:eラーニング(動画視聴)
講座数:全7講座 ※第8章は10月ごろ公開予定
受講料:一般 22,000円(税込) ※学生・教員・支援員の割引あり
申し込み:PeatixのWebページより