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生成AIで妄想を現実に!?「AI×教育」に関するアイデアを募集、教育AI活用協会

「AI×教育」妄想アイデアオーディションのアイデアを募集

一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)は、「AI×教育」妄想アイデアオーディションのアイデアを7月28日(日)まで募集する。入賞者は、8月2日(金)に国会議員会館で開催される「教育AIサミット2024」で表彰される。

同オーディションは、教育分野でのAI活用の可能性を広げ、AIリテラシーの重要性を啓発することを目的としたもの。テクノロジーの進化によって実現可能となった「未来の教育」に関する妄想を共有することがコンセプトとなっている。

例えば、「歴史上の人物に進路を相談したい」「ファンキーなネイティブと毎日英会話を練習したい」「やさしく教えてくれる家庭教師ロボットがほしい」といったアイデアが対象となる。応募はA4サイズのPDFファイル1ページで、形式や内容は自由。

同オーディションは、「子どもの学びワクワク部門」「先生ハッピー部門」「家庭・地域キヅナ部門」の3部門を用意し、子供から大人まで、誰でも専用フォームから応募が可能。未成年者の場合は保護者の同意が必要となっている。なお、応募総数が500件に達し次第、募集を締め切る。

選考結果は8月2日(金)に開催される「教育AIサミット2024」で発表され、グランプリ大賞には奨励金10万円が授与される。また、各部門の優秀賞には奨励金1万円が贈られる。また、受賞者はAIUEOの公式サイトに掲載される。

企業とのコラボレーションも予定されており、入賞アイデアに対して企業から提案があれば、共同開発の機会が提供される。ただし、実現可能性については保証されていない。

審査基準は革新性やオリジナリティ、創造性、社会的インパクトなどであり、実現可能性は問わない。審査員は、ICT CONNECT21会長・東京工業大学 名誉教授の赤堀侃司氏やデジタルハリウッド大学教授の佐藤昌宏氏などが務める。

AIUEOは、教育の質を向上させるためのAI技術の活用や促進を目指して設立された組織であり、学習支援や教材開発、学習データ解析など、多岐にわたるプロジェクトを展開している。