スタディサプリとスタディプラスが学習データ連携、学習履歴を一元管理

スタディサプリとStudyplus for Schoolが連携

　小中高校生向けオンライン学習サービス「スタディサプリ」を運営するリクルートは、スタディプラスが運営する教育機関向け学習プラットフォームの「Studyplus for School」と学習データ連携を行なうと発表した。開始時期は2023年夏の予定で、生徒がStudyplus上でスタディサプリなど学習した内容を把握できるようになる。

　連携するデータは「学校向けスタディサプリ」の動画視聴に関する学習日時、教科、視聴時間と、Webテストの実施有無。「Studyplus for School」上ではこれまで連携していた教材に加えて「学校向けスタディサプリ」も一元管理できるようになり、生徒は学習履歴の確認ができ、教師はスタディサプリ以外の学習も含めた学習ログを一元管理できる。

スタディサプリの学習履歴が生徒、教師ともにStudyplus for Schoolから一元管できるようになる

　今回の連携は、生徒一人ひとりの進路実現に向けた計画・実行・振り返りの学習サイクルを効率よく回すことを狙ったもの。「学校向けスタディサプリ」は2022年3月末時点で全国の高校の約4割となる1947校で導入されているほか、「Studyplus for School」は2022年9月現在で全国の学校や学習塾など約1000校以上で導入されている。