ニュース

スタディサプリ、アントレプレナーシッププログラム「高校生Ring」実施

株式会社リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、アントレプレナーシッププログラム「高校生Ring」を実施することを決定し、特設ページを開設した。リクルートグループ会社従業員を対象にした新規事業提案制度「Ring」のノウハウを用いている。

「高校生Ring」は、アントレプレナーシップを身に付けるための学びを届ける教育プログラム。学校単位での参加で、学校内選抜を勝ち上がった約500案件のビジネスプランをリクルート社員が審査する。書類審査を通過した案件は、プランのアイデアをブラッシュアップするための講座やリクルートの事業開発経験者による個別のメンタリングを実施。次の動画審査を通過したチームは、2023年1月の「高校生Ring AWARD」にてプレゼンを実施し、優勝や準優勝が決まる。

参加者は、23校、高校1~3年生の6,186人。2022年度は「スタディサプリ」を導入している高校の一部の参加となるが、以降は「スタディサプリ 高校講座」または「スタディサプリ 探究講座」を導入しているすべての高校の参加が可能となる。

評価観点は次のとおり。

ポイント1:発見・発想のオリジナリティー
一つの基準として、聞き手が「もっと続きを聞いてみたい」と思える内容か
ポイント2:ビジネスポテンシャル
お金を払ってくれそうな人が存在し、会社や事業として継続していける要素があるか
ポイント3:圧倒的当事者意識
個人・チームを問わず、「自分(たち)がなんとかしたい」という強い思いを感じたか

なお、前年にも実現可能性を検証するためのトライアルを実施し、4校、500人の生徒が体験した。最終審査会に選出された提案内容には次のようなものがあった。

  • 左利きの人が抱える不に対し、左利き用品のみを取り扱うウェブサイト「レフティー」
  • 新任指導を依頼したい医療機関とスポットで働きたい医師とのマッチングサービス
  • ペットボトルを使わず自分の水筒に直接飲み物を入れ自動で購入できる、エコ活飲料販売機