ニュース

学校向け『スタディサプリ』に新機能、生徒の学習理解度を可視化

個別最適な学習をめざして

株式会社リクルートが提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、学校の先生向け管理プラットフォームである『スタディサプリ for TEACHERS』において、児童・生徒の学習理解度を網羅的に可視化できる機能を追加したと発表した。

今回の「理解度一覧」機能の追加により、教師の学習指導における「はかる(理解度測定)」・「わかる(理解度把握)」・「いかす(事後フォロー)」といった各ステップのうち「わかる」の部分において、生徒のつまずきがいつでも網羅的に可視化されることで、指導サイクルのさらなる高速化をめざす。

「理解度一覧画面」概要
『スタディサプリ』には、日々の理解度測定・演習用ツールとして講義ごとに「確認テスト」が用意されている。「確認テスト」は、1つの講義分(おおよそ2〜3の授業分)の学習の理解度を測定することができるテストで、「理解度一覧」は、「確認テスト」の最新の結果を講義ごとに網羅的に確認できる機能となる。

例えば、宿題として配信した「確認テスト」を生徒が解答すると、結果が自動で採点され管理画面に連携。教師は、その結果をクラス単位や生徒単位で確認でき、正答率分布を10%刻みのヒストグラムで直感的に把握できる。

また、フォローアップが必要な生徒には、理解度一覧の画面から追加で対応講義を配信することも可能。講義ごとの理解度を網羅的に可視化することで、教師はフォローすべき内容・対象の優先度を判断できるようになり、個別最適な学習指導を手間なく・高速で回すことが可能となる。

クラス単位、講義ごとの正答率分布確認画面
成績分布、生徒単位の確認画面