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5種類のAIが授業中の学びを支援、コードタクトが「TUNE」ベータ版をリリース

株式会社コードタクトが、児童生徒向けの対話型AI機能「TUNE(β版)」を2026年8月7日にリリース(出典:株式会社コードタクト、以下同じく)

株式会社コードタクトは、授業支援クラウド「スクールタクト」上で、対話型AI機能「TUNE(β版)」の提供を2026年8月7日に開始した。

TUNEは、授業の中で教員と児童生徒が利用することを前提に設計された対話型AIである。最大の特徴は、課題内容や児童生徒の回答を読み取ったうえで、教室で子供たちに寄り添う「学習支援員」や、ティーム・ティーチングにおける「T2(サブ・ティーチャー)」のように振る舞う点だ。

教員は課題ごとにTUNEを使うかどうか、どのTUNEを使うかを選ぶことができ、授業の流れを妨げることなく、コンパクトに対話が完結する。答えを渡す代わりに段階的なヒントと問い返しで思考を促すほか、TUNEの利用には細かな指示文(プロンプト)の入力が不要となっている。

TUNEには、学習の場面に合わせた5種類を用意している。「発想ファシリテーター」は、授業導入時の利用を想定しており、児童生徒の疑問や関心から問いやアイデアを広げる。例えば、「食品ロス」への漠然とした関心から、比較・因果・立場などの観点で問いを広げるほか、「なぜ空は青い?」といった素朴な疑問から関連する問いをふくらませることが可能だ。

問いやアイデアを広げるAI「発想ファシリテーター」

「探究シェルパ」は、探究学習に伴走するAIである。探究のテーマを決めたいときや、テーマを絞りたいとき、調べ方や計画を立てたいとき、集めた情報を整理して振り返るときに伴走。児童生徒の興味・関心や身の回りの出来事からテーマを絞り込み、情報の収集・吟味から、まとめ・振り返りまでを支援する。

「探究シェルパ」が情報の収集・吟味から、まとめ・振り返りを支援

教科の課題解決に伴走するAIとしては、「学習サポーター」を用意。教科の内容が「わからない」「解いてみたが自信がない」「途中で手が止まった」というときに学習課題の解決を支援する。キャンバスに書いた内容に誤りがあっても正解は示さず、問いかけによって自分で気づけるように促すのが特徴だ。

例やヒントを段階的に示しながら、学んだことを次にも使える形に整理する「学習サポーター」

発表原稿・レポート・作文などを書いた後、より伝わる形に直したいときに利用できるのが「表現アドバイザー」だ。代筆や置き換え文は出力せず、問いかけながら、自分の言葉のまま伝わる文章への推敲(すいこう)を支援。内容に誤りがある場合は、表現を直す前にまず誤りに気づけるよう促す。

書いた文章の推敲(すいこう)を支援する「表現アドバイザー」

「演習ジェネレーター」では、課題に取り組んだ後、学んだことを練習して定着させたいときや、理解の抜け・つまずきを確認したいときに利用できるAIである。キャンバスでの取り組みを踏まえて四択形式の問題を新しく作り、対話の中で1問ずつ出題。準備の確認→段階別の練習→自己点検→次の行動に導いて、学習改善のための確認が可能だ。

児童生徒の取り組みを踏まえて四択形式の問題を新しく作り、対話の中で1問ずつ出題して学んだ力を確かめる「演習ジェネレーター」

1回の対話は最大5ターンに制限し、教員が課題ごとに利用するTUNEを設定できる。自治体や学校単位で機能をオン/オフにする設定にも対応し、入力データを外部AIの再学習に利用させない設計とした。また、小学校1年生には、すべてひらがなで回答するなど、子供の学年(発達段階)に合わせた応答を行う。

コードタクトは、TUNE(β版)を含むスクールタクトのサービスを2カ月間無料で試せる体験用アカウントを提供。教員用1アカウントと児童生徒用40アカウントを用意し、申し込み後、最短1営業日で利用を開始できるとしている。