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セコム監修、防災教育に役立つ『シールで学ぶ こどもの教養ドリル はじめてのぼうさい』発売

『シールで学ぶ こどもの教養ドリル はじめてのぼうさい』(発行:株式会社Gakken)

株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenは、子供向けの防災教育教材『シールで学ぶ こどもの教養ドリル はじめてのぼうさい』を発売した。同書は、セコム株式会社が監修し、災害時に必要な知識を親子で学べる構成となっている。

同書の特徴

同社の調査によると、保護者の9割が防災教育の必要性を強く感じており、約6割の保護者は防災絵本の読み聞かせや防災イベントへの参加を通じて、子供に災害への備えを教えているという。一方で、「子供が一人のときに災害が発生した場合、子供が適切な行動をできるかわからない」と答えた保護者が6割を超えた。

3歳から7歳の子供を持つ保護者へのアンケート(モニプラアンケート、回答者145名)

同書はこうした保護者のニーズに応えるべく開発された。子供たちは、読むだけでなく、シールを貼ることで手を動かしながら防災時の行動を知り、自分の命を守る知識が身に付くという。

同書の内容

各問題では、地震や火事、雷、大雨・強風など「災害別のおやくそく」として、いざというときに取るべき行動を紹介。「お風呂にいるときに地震が起きたらどうする?」「川で遊ぶときの、大事なルールは?」「エレベーターで地震が起きたら……?」など、状況に応じた行動も学べる。

災害時の行動をイラストとシールで学べる

さらに、子供が実践できる防災準備について部屋の片付けや防災リュックの準備などについても掲載している。

子供が取り組める防災準備を紹介

避難時について、災害用伝言ダイヤルの使い方や避難場所の確認、家庭内のルールの話し合いといった具体的な行動についても学べるように工夫されている。

災害用伝言ダイヤルの使い方も掲載

同書では、巻末を利用して「防災手帳」を作成することも可能だ。防災リュックのポケットに入れやすいミニサイズで、自分の名前や住所、連絡先などを記載でき、災害時に子供がはぐれてしまった場合に安全を確保する手助けとなる。

緊急時に役立つ防災手帳を作成できる

書誌情報

書名:『シールで学ぶ こどもの教養ドリル はじめてのぼうさい』
監修:セコム株式会社
編者:学研の幼児ワーク編集部
発売日:2024年8月29日
定価:935円(本体850円+税10%)
発売日:2024年8月29日
判型:230×230mm
ページ数:44ページ
ISBN:9784052059803
発行:株式会社Gakken