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「まだだ、まだ終わらんよ!」駆け込み万博のススメ【前編】
これから初万博という人に貧乏性の筆者による最新万博攻略法を公開
2025年9月12日 12:03
大阪・関西万博(以下万博)が開幕して約5カ月が経過し、10月13日の閉幕まで 残すところあと1カ月ほど になってきた。開幕当初、ネガティブな報道が多かったこともあり、万博に興味があっても行くのをためらっていた人も少なくないだろう。4月と5月は来場者もかなり少なかったが、実際に行った人の口コミなどで人気が上がり、6月以降の土日は混雑する日が増えてきた。8月以降、さらに入場者数が増え、9月6日には過去最高の入場者数20万人(関係者を除く)を記録した。
SNSなどでの盛り上がりを知り、今から万博に行ってみようと考えている人のために、万博大好きかつ貧乏性の筆者による最新万博攻略法をお伝えしたい。まずは、前編として、万博会場に行くまでの攻略法を解説する。
■万博に興味があるなら50代以上と小中学生はぜひ行ってほしい
■情報を集めて準備して望むか、雰囲気を楽しむか
■1週間前のセオリーが通じない、日々変わっていく万博
■万博に関する最新情報が集まるDiscordサーバー「だれでも万博(仮)」
■行くなら混雑が少しでもマシな平日をおすすめ
■ゲート9時予約が取れない? 来場時間変更のコツはリロードしないこと
■普通のチケットが取れなくてもJTB扱いや「EXPO Quick」英語版という手も
■9時予約が取れたら覚悟を決めてできるだけ早く現地に行こう
■7日前抽選や3日前先着予約はどうする?
■モバイルバッテリーとつじさんのマップは必携
万博に興味があるなら、50代以上と小中学生はぜひ行ってほしい
前回大阪で開催された日本万博博覧会の年(1970年)に生まれた筆者は、博覧会が大好きで、万博への参加は、1985年に茨城県で開催された「国際科学技術博覧会(通称、つくば万博)」、1990年に大阪府で開催された「国際花と緑の博覧会(通称、大阪花博)」、2005年に愛知県で開催された「2005年日本国際博覧会(通称、愛・地球博)」に続いて、20年振り4回目となる。愛・地球博はプレビュー含めて7回行き、とても楽しかった。
今回の万博は一人で2回、家族で3回行ってきたが、まだまだ行けてないパビリオンがたくさんあるし、食べてない海外グルメもたくさんある(閉幕までにあと1、2回は行こうと考えている)。たった5回しか行ってないので、万博の達人というわけでは全然ないが、毎日 万博に関する日本最大級のDiscordコミュニティ「だれでも万博(仮)」 (詳しくは後述)に入り浸って、最新情報を集めている。筆者は万博の独特の空気感が大好きだが、その魅力を言葉で伝えるのはとても難しい。
あくまで筆者の個人的な意見だが、今の時点で全く万博に興味がないという人は無理に行く必要はないが、 興味はあるが迷っている人は行くことをおすすめ する。特に、 50代以上の方、あるいは万博に興味がある小中学生のお子さんをお持ちの方はお子さんと一緒にぜひ行ってほしい と思っている。
いわゆる万博は、フル万博とでもいうべき登録博とそれより規模が小さい認定博に大別される。今回の万博は、1970年、2005年に続く日本で3回目の登録博であり、5年に一度開催される。オリンピックのようなもので、一度開催された国にまた登録博が回ってくるのは、20年~30年程度先になるのが通例だ(日本の場合、間隔は35年と20年)。ちなみに、2027年には認定博扱いの国際園芸博覧会が横浜で開催される予定になっている。1985年のつくば万博や1990年の大阪花博も、認定博である。筆者も50代半ばだが、次に日本で行われる登録博のときは今のようには体が動かないだろう(そもそも生きてないかもしれない)。お子さんについては、混雑が予想される9月以降は、幼児は体力的に厳しいところもあるが、多感な小中学生ならきっといい刺激を受けることだろう。
情報を集めて準備して望むか、雰囲気を楽しむか
今回の万博だが、はっきり言って今から行くのはかなり過酷ではある。真夏の暑さはやわらいできたが、代わりに 駆け込み需要が急増 しており、平日でもかなり混雑する。これまでに何度か万博に行って万博の雰囲気をつかんでいる人はまだいいが、本記事は基本的に「これから初めて行く」という人や「1回行ったけれど思ったように回れなかったので、もう一度行きたい」という人を対象にしている。駆け込み万博をおすすめしながら矛盾しているようだが、行かれる人はしっかり覚悟を決めて望むことが大切だ。
万博の楽しみ方だが、以下の2つに大別できると思う。
- 事前にしっかり情報を集めて予定を立て、当日できるだけ多くのパビリオンやイベントを楽しむ
- あまり情報を集めたり予定を立てたりせず、とにかく万博の雰囲気を感じられればいい
筆者は前者のタイプだが、後者の楽しみ方を否定するわけではない。筆者は根が貧乏性なのと、情報を集めて戦略を立てるのが好きなので、万博でもテーマパークでもとにかく元を取ろうとするが、当日登録も気にせず、大屋根リングに登って散歩したり、あまり並ばずに入れる海外パビリオンに入ったりして、噴水ショーを自由席で楽しみ、ドローンショーを見て帰るといった、のんびり万博も万博の1つの楽しみ方だ。とはいえ、9月以降はのんびり万博も、そう簡単にはできない状況になってきている。
1週間前のセオリーが通じない、日々変わっていく万博
ここでは、筆者がDiscordなどで集めた最新情報をお伝えするが、今回の万博の攻略が難しいところは、 少し前の情報が全く役に立たないことが多い という点だ。
入場ゲートのオープン時間やパビリオンの入館方法などが、どんどん変わっているのだ。そのため、出版されている万博攻略本の中身は役に立たないことが多い。例えば、以前ハンガリー館は並び列を作って適宜並ばせていたが(列が長くなると一時並ぶのを停止)、9月頭から行列の混乱を避けるために整理券制となった。整理券をもらってから列に並ぶ必要があるのだ。PASONAパビリオンも9月17日から完全予約制に変更になる。
また、9月13日から、 入場ゲートのオープン時間が8時50分に前倒し になった。ゲートのオープン時間は当初9時とされていたが、5月25日以降、混雑を解消するためにオープンを5分早めて8時55分にするアーリーゲートオープンが実施されていた。9月13日以降はさらに5分早められることになる。6月16日から、東ゲートから西ゲートへ徒歩で移動するための通路が8時30分~12時まで開放されていたが、その通路開放時間も9月13日から、8時30分~13時に延長される。
これは一例だが、数回しか万博に行かない人が後悔しないようにするためには、常に万博に関するアンテナを張って、最新情報をキャッチアップしてほしい。
万博に関する最新情報が集まるDiscordサーバー「だれでも万博(仮)」
万博に関する最新情報を知るためにおすすめのDiscordサーバーが、カッキーさんが運営する「 だれでも万博(仮) 」だ。筆者も5月末くらいにこのサーバーを知り、参加させていただいている。このDiscordサーバーでは、多くのチャンネルが用意されているが、リアルタイムで万博現地の声がわかる「 現地実況 」と「 待ち時間報告 」、さまざまな情報がやりとりされている「 なんでも雑談 」、万博についてのさまざまな相談に答えてくれる「 万博の相談 」あたりのチャンネルをしばらく見てれば、雰囲気はつかめるだろう。
●カッキーさんのXでのポスト
【だれでも万博(仮)】
— カッキー 固定ツイートからメッセージ記入してください (@Expo20252025)April 22, 2025
という万博好きな人だけが集まるコミュニティを運営しています。
・世界一万博情報が集まる
・質問にすぐ答えが返ってくる
・治安がいい
・ボイスチャット楽しい
本当に奇跡みたいなコミュニティです。
たまにはちゃんと宣伝をしてみましたhttps://t.co/qWRQcK55Qppic.twitter.com/CoUhf5aTRo
「だれでも万博(仮)」は、9月上旬時点で5万人以上が参加しており、万博に30回以上通っている達人が数多くいるので、初めて万博に行くという人の質問や気になる点などにも答えてくれる。ただし、「今度、初めて万博に行きますが、おすすめの周り方を教えてください」といった ぼんやりとした質問だと、達人でも回答に困る 。「●月●日、東ゲート9時予約を取っています。ゲートには7時に着く予定で、●●●と□□□、△△△を見たいのですが、どうすればいいでしょうか?」のような具体的な質問なら、答える側も回答しやすい。
行くなら混雑が少しでもマシな平日をおすすめ
ここからは万博に行こうと思い立ったら、何をすべきかアドバイスする。
まずは、行く日を決めることが大切だ。8月17日までは何回でも万博に入場できる通期パスや7月19日から8月31日まで何回でも入れる 夏パス が販売されていたが、 8月18日以降は一日券、平日券(平日のみ入場可能)、夜間券(16時以降に入場可能)のみの販売 となった。これらのチケットは全て購入時に行く日時と入るゲートを決める必要があるのだ。Creginal pageに公開されている 来場者数ヒートマップ を見ると、やはり土日よりも平日の方が来場者数は少なく、特に、 火曜日、水曜日、木曜日が狙い目 だ。9月第2週からは平日でも7月までの土日を上回る参加者が来ているので、平日でも過酷なことは間違いないが、少しでもマシになるはずだ。
混雑予想は、公式サイトで毎日更新されている 「今週の万博」 が参考になる。今週の万博には、 その日万博で行われるイベントについての情報もある ので、当日朝もチェックしておきたい。
ゲート9時予約が取れない? 来場時間変更のコツはリロードしないこと
行く日が決まったら、 西ゲートで行くか東ゲートで行くか を決めよう。ゲートを決めると交通手段も決まる。
西ゲートへはシャトルバスや高速バス、船、P&R(パーク&ライド)、タクシーで行くのが基本で、東ゲートは地下鉄(Osaka Metro中央線)で行くのが基本となる。ざっくりいえば、西ゲートに朝行くなら交通機関の予約が必要、東ゲートは地下鉄なので予約は不要という感じで、どちらも朝9時の予約を取れるかが最初の勝負となる。万博のゴールデンタイムは朝の9時~10時と、夜の18時~20時であり、この時間は日中大行列ができるパビリオンも短時間で入れたり、朝一でないと並べない(それ以外は予約オンリー)パビリオンもあるからだ。せっかく行くのだからできるだけ元を取りたいと考える筆者のような人間にとって、 9時来場予約を取るというのは至上命題 である。
といっても、すでに残りの会期はほぼ朝9時や朝10時の枠が埋まっており、平日でも12時くらいしか入場枠を選べないことが多い。そのときは、 一度12時でいいからチケットを取って、当日までに来場時間の変更を狙う ことになる。購入時に埋まっていた来場時間への変更は、キャンセルなどで空きが出ないとできないわけだが、小まめにチェックしていると夜や朝などに早い時間の枠がオレンジ色になることがある。色が赤だと満員で選択できないが、オレンジ色の枠なら選択が可能だ。
ここで選択して変更をタップしても、ほとんどの場合、変更ができなかったと表示されるが、あきらめずに何度も同じ時間帯を選択して変更を繰り返すと、空きが出たタイミングで来場時間変更に成功することがある。ポイントは、 一度狙いたい枠がオレンジになったらリロードしない こと。リロードすると、その枠が赤くなってしまい、選べなくなることが多い。オレンジになったらリロードせず、しつこく選択して変更を繰り返すことがコツだ。といっても実際はなかなか大変で、1時間程度で成功すればラッキー、4時間ポチポチしてやっと変更できたという話もよく聞く。
筆者も8月末に来場予約が西11時しか取れていなかったのを、前日夕方から夜にかけてしつこくトライし、西11時→東11時→西10時→東10時と、3回変更することに成功した。本当は西9時か東9時まで早めたかったのだが、時間切れであった。ちなみに同じ状況で、娘と息子は西11時から西9時までの変更に成功している。
キャンセルなどで空きが出やすいタイミングは、 20時~23時と7時~9時 だ。特に、2日前の7時から8時にかけて(9月11日までは8時から9時だったが、9月12日から変更された)、西ゲートの来場予約枠が追加される。それにともなって、東9時から西9時へ変更する人が出たり、東10時から西9時に変更する人が出るなど、東ゲートの枠にも空きが出ることが多いので、2日前の7時からが最大の狙い目となる。2日前の追加枠は、時間が早いものからどんどん埋まるので、タイミングが重要だ。
また、今後あるかわからないが、たまに大開放というか、残り日程の大部分の時間帯に一挙に枠が追加されることがある。最近では、9月8日の夜に大開放があり、筆者も9月中旬の東12時の来場予約の東9時への変更と新たに10月上旬の東9時来場予約を取ることができた。
なお、2日前の7時からの枠追加を狙って来場予約変更する際、同じことを考えている人のアクセスが集中するため、待機列に飛ばされることが多い。そのため、1時間前とか1時間半前とか、早めにアクセスして待機しておくことが大切だ。
普通のチケットが取れなくてもJTB扱いや「EXPO Quick」英語版という手も
「来場時間変更をちまちまやっている暇はない」という人には、 JTB扱いのチケットを購入するという手がある 。 JTBのサイト では、万博公式サイトで完売している9時来場予約や10時来場予約がまだ売られていることがあるのだ。なお、JTBでは、チケットだけでなく、宿泊セットのツアーも販売している。宿泊セットでは、入場チケットがない代わりに、ガンダムパビリオンやPASONAパビリオンの入場確約権利が付いてくるものもある。読売旅行の、 現地集合・解散型の万博ツアー もおすすめだ。一日券のチケット代に少しプラスした金額で、西9時来場予約済みのチケットと1パビリオン(選択不可)の当日予約が付いてくるので、チケット難民にはありがたい。
また、 「EXPO Quick」 という特殊なチケットも公式サイトで販売されている。EXPO Quickは、万博IDの取得が不要で、日時だけ指定して購入できるチケットである。ただし、7日前などの事前抽選申し込みや3日前先着予約、当日のスマートフォンを使った登録は一切できず、当日にパビリオンやイベントを登録するには、万博会場に用意されている当日登録端末を使うしかないという制限がある。EXPO Quickなら、通常チケットでは満員で購入できない9時枠や10時枠でも購入できることが多い。EXPO Quickには、日本語版と英語版があるが、 英語版は9時枠が空いてる日が多い ので、英語版をおすすめする(もちろん、日本人が英語版を購入しても全く問題はない)。
さらに、セブンイレブンやファミリーマート、ローソン、ミニストップといった コンビニ でも万博チケットが販売されている。コンビニでは公式では売り切れている枠のチケットの購入が可能なこともあるので、近くのコンビニをあたってみるのもいいだろう(筆者はコンビニを調べてはいないが、かなり売り切れているようだ)。
9時予約が取れたら覚悟を決めてできるだけ早く現地に行こう
さて、どのような方法でもいいが、西ゲートまたは東ゲートの9時予約が取れたとしよう。9時予約なら、8時半にゲートに到着すればいいと思っている人もいるだろうが、それではせっかくの9時予約を生かすことはできない。西ゲートでも東ゲートでも 朝のピーク時は最低1時間から2時間以上並ぶ ことになるのだ。どこまでガチるかは人それぞれであり、必要以上に無理をしないことが大切だが(特に未就学児や高齢者を連れている場合)、できる限り早くゲートに到着して並ぶようにすると、当日登録や朝一ゴールデンタイムの恩恵を最大限に受けることができる。西ゲートの場合なら、コスモスクエア駅などからのタクシーで、6時半現地着を目指す(タクシーゲート開放が6時半になっているので)、東ゲートなら中央線始発で夢洲に行くというのが、1つの基準ではある。
そんなに早く行くのはとても無理だというのなら、 10時を目安に西ゲートに行くのもおすすめ だ。朝一は両ゲートとも混雑しているが、10時以降なら西ゲートはかなり空いていることが多いのに対し、東ゲートは12時過ぎても大行列になっていることが多い。
両ゲートのライブカメラがあるので、自分が行く時間のイメージをつかんでおくといいだろう( 東ゲートライブカメラ ・ 西ゲートライブカメラ )
7日前抽選や3日前先着予約はどうする?
今回の万博は、事前抽選でパビリオンの予約ができることが特徴だ。事前抽選は2カ月前抽選、7日前抽選の2回あるが、もう閉幕まで1カ月なので、2カ月前抽選はできない。7日前抽選では、第1希望~第5希望までを選ぶことができる。行きたいパビリオン順に第1希望~第4希望まで入れて、第5希望は滑り止め的な当選確率が高いパビリオンを入れるというのが、オーソドックスな考え方だ。
ただ、 シグネチャーパビリオンや住友館、イタリア館など、人気のパビリオンはまず当たらない と思った方がいい。第5希望の滑り止めとしては、「飯田グループ館」や「未来の都市 参加型シアターなし」は当選確率が高いとされているが、これも絶対というわけではない。
3日前先着予約は、抽選ではなく、7日前抽選で余った枠やキャンセルが出た枠を先着で取るというもので、3日前の0時から解禁となる。こちらも枠が少なく、取るのは慣れと運が必要だ。また、最近は万博公式サイトにアクセスが集中しすぎたため、何かするたびに待機列に飛ばされ、非常にストレスがたまる状態だ。3日前先着予約も、どうしてもやってみたいという人以外にはあまりおすすめしない。このあたりのテクニックもいろいろあるのだが、 「だれでも万博(仮)」Discordを「3日前先着予約」などで検索 してみるといいだろう。
モバイルバッテリーとつじさんのマップは必携
万博会場での上手な振る舞い方や各パビリオンの狙い方については、後編で解説するが、最後に万博会場に持っていくと便利なものをいくつか紹介する。
まずは、スマートフォンの充電に使うモバイルバッテリーだ。当日登録をしたり、キャンセル待ちをしたり、とにかく スマートフォンは万博の生命線 だ。会場内でも充電スペースやモバイルバッテリー貸し出しサービスなどはあるが、最初から用意すべきだ。容量は最低10,000mAh以上のものをおすすめする。
地図は、 つじさんの地図が圧倒的にわかりやすくて便利 だ。つじさんの地図は、以下のポストから無償でダウンロードできる。派生して作られた「うちわ版」も用意されている。うちわ版は、「エレコム 手作りうちわキット」に合わせて作られており、自宅のプリンターなどで簡単に印刷してうちわを作ることができる。9月後半からは暑さも和らぐことを期待したいが、真夏の万博ではこの地図うちわがとても役に立った。
●つじさんのXでのポスト
万博のパビリオン巡りを主目的とした地図をVer2.19をコンビニ印刷できるよう登録
— つじ@万博10/12回目 (@t_tsuji)September 4, 2025
画像の1枚めのものが印刷できます
セブンイレブンのネットプリント
予約番号44304491
2025/09/11迄
地図は拡散、二次配布、改造等何でも可
※ただし個人使用の範囲でご利用ください
リプにうちわ・更新情報・PDF等pic.twitter.com/d1YEilqQw7
水筒については、必須というわけではない。会場には無料の給水所がたくさんあり、ペットボトルなどへの給水も可能で、ペットボトルを販売している自販機もたくさんある。筆者はペットボトルを1、2本だけ持ち込んでいた。折り畳み椅子を持ち込んでいる人も多いが、始発レベルでゲートに並ぶ場合はあった方が楽だが、 会場内では椅子を使う場面はそれほど多くはない 。もちろん椅子が欲しいと思うこともあるので、荷物の量と相談して決めるといいだろう。日傘は、まだ日差しが厳しいこともあるので、あった方が体力の消耗を防げる。
万博の楽しみの1つが、各パビリオンに設置されているスタンプを押すことだ。日本人のスタンプラリー好きは筋金入りであり、パビリオンによっては、 入館時の行列よりもスタンプに並ぶ行列の方が長い 場合もある。スタンプは、適当なメモ帳やノートなどに押してももちろん構わないが、公式スタンプパスポートにスタンプを押していけば、いい記念品になる。筆者も家族4人分の公式スタンプパスポートと、それを首から下げるための 専用ケース&ストラップ をあらかじめ購入しておいた。 公式スタンプパスポート は会場内でも購入できるが、オンライン販売もされているので間に合うなら、先に買っておくのがいいだろう。
後編では、万博会場内における攻略法、パビリオンごとの戦略を解説するので、ご期待いただきたい。