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使用済みGIGA端末を教材に、大阪市の小学生が万博で体験学習

リネットジャパングループ株式会社とリネットジャパンリサイクル株式会社が、廃棄パソコン解体ワークショップを7月25日(金)に大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」で開催

リネットジャパングループ株式会社とリネットジャパンリサイクル株式会社は、大阪市内の小学校6年生とともに、大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」にて、GIGAスクール構想で使用された学習者用端末を活用した解体ワークショップを7月25日(金)に開催する。

この取り組みは、リネットジャパン、株式会社steAm、大阪市教育委員会による三者連携プロジェクトの集大成として位置付けられている。2024年11月から探究学習の一環として進められてきた同プログラムでは、「いのちを高める」という万博のテーマ事業に基づき、環境問題を中心とした学習を実施。

「パソコンの中に入っている宝物(=再利用可能な金属)を見つけよう!」のかけ声で始まった授業では、これまで大事に扱うもの、壊してはいけないものとして接してきた学習者用端末を子供たちが一心不乱に解体。パソコンに多くの資源が眠っていることを学んだ。

探究学習で実施した学習者用端末の解体

当日のプログラムは3部構成で、午前9時50分からパソコン解体ワークショップ、11時からは解体したパーツを使った創作活動としてのごみアート制作、さらに12時からは子供たちが作成したごみ楽器演奏会が予定されている。演奏会には、「いのちの遊び場 クラゲ館」のプロデューサーである中島さち子氏とKURAGE Bandが参加する。

同ワークショップは、学習者用端末を自由に解体する中で子供たちが五感をフル活用し、ごみ・リサイクルについて新たな発見、学びにつなげることを目的としている。ワークショップの予約は不要で、参加は先着順。