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小学生のアイデアが形に、大阪マラソンメダルデザインコンテストの最優秀作品が決定

不要パソコンのレアメタルでメダルを作成

小学生が参加する「大阪マラソンキッズ1Kチャレンジ」参加記念メダルデザインコンテストの最優秀作品が決定

リネットジャパングループ株式会社、リネットジャパンリサイクル株式会社、一般社団法人地域SDGs創生ネットワークは、大阪市教育委員会後援のもと実施した「大阪マラソンキッズ1Kチャレンジ」参加記念メダルデザインコンテストの結果を発表した。最優秀作品はメダルとして製作し、マラソンに参加した小学生に渡す。

同コンテストは、不要になったパソコンを回収してレアメタルを抽出し、大阪マラソン2025の金銀銅メダルを作る「めっちゃええやんメダルプロジェクト」の一環で実施したもの。テーマは「大阪らしい」デザインで、約1カ月の応募期間に小学生から1,254件の応募が寄せられた。

最優秀作品賞には、大阪市立真田山小学校6年生の金本結菜さんのデザインが選ばれた。金本さんは、「大阪にはたくさんのおいしいものがあるので、多くの人が来て大阪の良さを知ってくれたらいいなと思って書きました」とコメントしている。

最優秀作品賞(大阪市立真田山小学校6年生 金本結菜さん)

同作品は、大阪の名物や風景を生き生きと表現しており、特別審査員の中島さち子氏は「大阪といえば!の名物が立ち並ぶイキイキした作品! 通天閣も勢いよく立って、カニもたこ焼きも美味しそう」と講評した。

特別審査員:中島さち子氏

優秀作品賞には、大阪市立日吉小学校4年生の井上文乃さん、大阪市立滝川小学校2年生の本郷 旦さんが選ばれた。

優秀作品賞(大阪市立日吉小学校4年生 井上文乃さん)
優秀作品賞(大阪市立滝川小学校2年生 本郷 旦さん)

優秀作品賞の特別審査員を務めた南海キャンディーズの山崎静代氏は、「とにかくかわいい。見ていると思わずほほ笑んでしまう」とコメントしている。

特別審査員:山崎静代氏(南海キャンディーズ)

同プロジェクトは、リネットジャパンリサイクルが展開する「スマイル・エコ・プログラム」の一環として実施されている。同プログラムは、不要になったパソコンの回収とリサイクルを通じてレアメタルの再利用を促進し、パソコンの回収台数に応じて備品の寄贈を受けることができる仕組みだ。

「スマイル・エコ・プログラム」の流れ