不用パソコンがベルマーク50点に！ 参加校への寄付も可能

「伝説のPTA役員」によると、何やら手間なくベルマークを収集できるという……

　使用済みパソコンなどの回収サービスを展開するリネットジャパングループ株式会社の子会社であるリネットジャパンリサイクル株式会社は、ベルマーク運動の協賛会社として新たに加盟した。同社のサービスを利用して、不用になったパソコンをリサイクルすると、パソコン1台につきベルマーク50点が付与される。

　ベルマークの集め方は、通常のベルマーク付き商品の購入によって集める方法と異なり、リネットジャパンリサイクルの「スマイル・エコ・プログラム」のWebサイトから各自で不用パソコンの無料宅配回収を申し込む必要がある。

Webサイトでの申し込みから不用パソコン回収までの流れ

　その際、寄付先としてベルマーク運動参加の学校を指定すると、集計されて3カ月に一度、学校あてに「点数証明書はがき」が届き、ほかのベルマークと同様に備品購入などに活用できる。

　リサイクルとして回収するパソコンはノートパソコン、デスクトップパソコン、iPadが対象で、Androidタブレットは対象外。ダンボール箱を用意して梱包しておくほか、専用ダンボール箱も有料で購入可能。個人だけでなく事業所などからの回収にも対応する。

　申し込み時に指定した希望日時に佐川急便が回収、認定工場にて処理を行う。回収から処理の完了まではマイページやメールで状況を確認することが可能。パソコン回収の際のデータ消去についてもデータ消去ソフトを無償で提供するほか、希望があれば別料金で消去作業と証明書の発行にも対応する。

リサイクル対象の端末

　今回、リネットジャパンリサイクルのベルマーク運動への参加は、ベルマーク教育助成財団が掲げる「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」理念に賛同したため。使用済みパソコンや小型家電に含まれる資源リサイクルを促進するとともに、小型家電リサイクル法に基づいてリネットジャパンが運営する「宅配便リサイクル」サービスをベルマーク回収に役立てる。

　リネットジャパングループでは、今回の取り組みを「新しいベルマーク運動」とし、学校のPTA役員の負担なくベルマークの収集や集計ができる点を強調。子供たちの教育環境充実、保護者負担の軽減を軸にベルマーク運動の活性化に取り組んでいくとしている。