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万博で自由研究のネタ探し!中2男子を連れて行ったら充実度がすごかった

万博といえば、iPS心臓!

開催期間の半分が過ぎた大阪・関西万博(以下、万博)。夏休みに子供と訪れるご家庭も多いと思いますが、せっかくの機会、夏休みの自由研究に役立てるのはいかがでしょうか。

我が家も、普段何事にも反応が薄い中2理系男子から、珍しく「万博に行きたい」と言われ、夏休み直前に東京から泊まりがけで2日間行ってきました。「 自由研究のネタ探し 」をテーマに巡った様子を紹介します。


予約なしでもOK!自由研究に十分役立つ

万博のチケット購入後、パビリオンの予約チャンスは、2カ月前抽選、7日前抽選、3日前先着、当日先着と4回(当日以外は各1件ずつ)あります。

現実的には3日前先着と当日先着はかなりの激戦。我が家は2週間前にチケットを取りましたが、予約できたのは7日前抽選の1件のみでした。

ただ、実際に行ってみると、一部の超人気パビリオンにこだわらなければ、予約なしでも十分に楽しめました。我が家の場合、目的が「自由研究のネタ探し」だったので、人気の海外パビリオンに長時間並ぶのは諦め、西ゲート周辺の民間パビリオンを中心にルートを組み立てました。

公式の予約なしパビリオンマップ。意外と予約なしでも入れるところが多い


東ゲート側は混雑、西ゲート側は余裕あり

万博全体の構造をざっくり説明すると、マップ右上に夢洲駅近くの「東ゲート」、左上に「西ゲート」があり、中央に「大屋根リング」と呼ばれる円形の巨大リングが配置されています。

印刷用のExpo 2025 公式マップはあらかじめ印刷必須。会場の案内所で1枚200円で販売されているが常に行列

この大屋根リングの内側には、各国の海外パビリオンや「いのち」をテーマにしたシグネチャーパビリオンが並び、外側に国内/民間パビリオンが配置されています。全体的に 東ゲート側は人口密度が高く、西ゲート側は人口密度が低め 。東ゲートから西ゲートまで歩くと、30分近くかかる距離感です。

歩きすぎると息子に「帰りたい」と言われるので、移動距離を考えておくことも大切です。大屋根リングはエスカレーターで上り下りし、長距離の移動は会場の外側を走るバス「 e Mover 」をなるべく活用(※e Moverは完全に外周を走るので会場内は見えません)。「Personal Agent」などアプリもありますが、 紙の地図が結局一番分かりやすく、一日中手放せませんでした

デジタルマップもある。待ち時間をこまめに更新しているパビリオンは少なく、あてにはできない

レストランも西ゲート側はそれほど混んでいません。特に、 広いフードコートがある「風の広場マーケットプレイス」はいつでも席が確保できる穴場 でした。人気の「くら寿司」も西ゲート付近にあり、我が家は11時前に予約なしで行ったところ、当日予約は終了していたものの、店員に声をかけるとカウンターに入れた日もありました。屋外にあるフードトラックのテイクアウトも待ち時間がなく、 何をするにも混雑している東ゲートとはかなり差があります 。

お土産も、東ゲートに比べて西ゲート側のショップ「風の広場マーケットプレイス」の方が空いていました。ただし、7月18日からは、人気の「 ミャクミャク ぬいぐるみくじ 」がこのエリアの一部に移転したので、そこだけ長蛇の列になっているようです。

実際に行ってみたら穴場だったくら寿司。午前中のカウンターが狙い目


民間パビリオン、協賛企業ブースが自由研究に最適

自由研究のネタ探しという目的では、とにかく「本人が興味を持つことを拾う」ことに徹しました。我が家は、夏休みの始めに行ったので、自由研究のネタ探しを目的にしましたが、これから行かれる方は、事前にホームページや バーチャル万博 などを参考に下調べをするのも良いと思います。

多くの民間パビリオンに「バーチャル万博」があり、ライブ配信も行われている。広すぎて移動はやや面倒なのでマップで指定するのがお勧め。VR機材がほしくなった……

万博の会場で気がついたのは、 自由研究のテーマに関連する企業の協賛ブースが意外に役立つ ということ。多くの民間パビリオンでは、コンセプト展示のあとに協賛企業の個別ブースが展示されており、そこで 企業のスタッフに専門的な質問もできました 。親目線では、将来就職するときに、この経験が生きればいいなと感じることも。「こんな企業がこんな研究をしているんだ」という展示が多く、親子共に学びの多い体験になりました。

また、 こまめに写真を撮ることも重要 でした。小さな展示が後から気になって自由研究のネタになることも多いので、撮影禁止でない場所ならメモ代わりにできるだけ写真や動画に撮っておくよう子供に促すことをお勧めします。

【あると便利!エコバック】現地では紙資料を受け取る機会が多い。A4サイズが入る軽くて自立する防水エコバックが便利

写真のほかにも、展示コーナーごとに 関連資料が配付されていることも多い ので、自由研究する際にこの資料が非常に役に立ちそうです。資料を回収しやすい エコバッグが必須 です。

例えばiPS心臓が展示されている「 パソナグループパビリオン PASONA NATUREVERSE 」は、パソナだけでなく20以上の企業が参画しています。パビリオン内でもミネベアミツミが『未来の眠り』を、朝日インテックが『未来の医療』を、サイバーダインがロボット展示をするなど、1つのパビリオンにさまざまな技術が詰まっています。

ちなみに、万博の公式ホームページは非常に充実していて、 各パビリオンの紹介から協賛企業一覧まで詳しく掲載 されているため、気になるパビリオンは事前チェックをお勧めします。各パビリオンのホームページやコンセプトムービーを見ておくだけでも、現地での理解が深まりました。

「PASONA NATUREVERSE」のホームページは情報充実


未来の社会を体験!「フューチャーライフゾーン」と「西ゲートゾーン」

西ゲート周辺には、会場の一番奥にある「 フューチャーライフゾーン 」と、「 西ゲートゾーン 」があり、理系男子が興味を持ちそうなので行ってみました。特にフューチャーライフゾーンは「未来社会ショーケース」と名付けられている通り、どのパビリオンも未来の生活をイメージできる映像や技術が満載。この2つのエリアだけでもしっかり見て周ると1日では時間が足りないほどの充実度でした。

自由研究にぴったりの大規模パビリオン「未来の都市」

全長150mある巨大パビリオン「未来の都市」

万博の中でも大規模なパビリオンである「 未来の都市 」。ここは7日前抽選で予約できましたが、当日並んで入ることもできます。内容は、Society 5.0や未来の都市生活を映像で体験したあと、協賛企業の各ブース展示がずらりと並ぶ構成。丁寧に見て周ると軽く1時間以上かかる充実の内容で、自由研究のネタ探しとしても最適です。

最初に現れるテーマ展示「40億年・幸せの旅」。巨大なスクリーンに映像が映し出される

息子は「Society 5.0がどういうものか、理解できた感じがした」と話していました。親も子供のころ見た未来予想図を思い出し、「私が小さい頃は、21世紀には車が空を飛んでいると信じて疑わなかった」と息子に言ったら、パビリオンの出口から空飛ぶ車や巨大ドローンが見えて、伏線回収に驚きました。

巨大な頭部型の装置が並ぶ「未来の都市探訪」。アニメ映像で未来の生活をイメージする。映像は4種類あり、それぞれ順次再生される

JAXAから実験まで見どころ満載の「フューチャーライフヴィレッジ」

JAXA展示ブースでは有人与圧ローバーやSLIMの模型展示も

フューチャーライフヴィレッジ 」は、中小企業やスタートアップ企業、教育・学術・研究機関、自治体やNGOなどが常設や期間限定で出展しているエリアです。どうしても行きたかった常設の JAXA展示ブース で有人与圧ローバーに感動し、 株式会社フソウ新未来テックのブース で「CO2常温吸着・脱着技術」の実験に参加し……と、ここも自由研究のネタであふれていました。

株式会社フソウ新未来テックのブースでは「CO2常温吸着・脱着技術」の実験に参加

iPS心臓だけじゃない、いのちやからだについて考える「PASONA NATUREVERSE」

万博の目玉展示のひとつ、「iPS心臓」が展示されている「 PASONA NATUREVERSE 」。事前予約に外れて半ば諦めていましたが、我が家が行った日は 30分おきに待機列が開放 されていて、無事に並んで鑑賞できました。

このパビリオンは、iPS心臓にばかり注目が集まっていますが、 内容が非常に充実していて1時間では足りません 。入口すぐにある「生命進化の樹」に圧倒されて親子で見入ってしまい、息子は「未来のイメージが怖い。なんでミツバチ」と怖がりながら目が離せないでいました。

パビリオンに入ってすぐに表れる「生命進化の樹」は大迫力

目の前で見られるiPS心臓やiPS心筋シートには説得力があり、息子は「テレビで見た通りだ……本当に動いていてすごい。心筋シートの方が動きが分かりやすい」と万博の体験の中で一番興奮していました。

パビリオンを出るころには、「将来iPS細胞で人間すべてのパーツが作れるようになったら、それで作られた体に人権は認められるのかな、認められるならどの段階で?」と言いだす息子。そこまで考えていなかった親としては、「途中のストーリーに登場したネオアトムって、そういうことを示唆していたのか……」と考えさせられました。

「いのち、ありがとう」のテーマ通り、いのちをめぐる最新技術の展示でありながら、とても感情に訴えてくるパビリオンで、大人も子供も非常に高い満足感を得られました。

iPS心臓やiPS心筋シートの周りは大混雑だけど、目の前でしっかり観察できる


海外パビリオン、人気館以外でも充実した「体験」ができる

海外パビリオンもいくつか見ることができました。イタリア館やフランス館など超人気パビリオン以外でも、1つ1つが自由研究のネタになりそうな体験ができました。

イマーシブシアターで感動体験ができる「ハンガリーパビリオン」

ハンガリーの草原をイメージした「ハンガリーパビリオン」

ハンガリーパビリオン 」は、音楽で没入型体験ができるパビリオンでした。

積層ガラスのアート作品が並ぶ森の小路を進むと、円形のイマーシブシアターのドームに入ります。星空に包まれるドームの中央で、民族衣装を着たアーティストがハンガリーの民謡を幻想的に歌い上げます。

積層ガラスのアート作品が並ぶ幻想的な森の小路には、良い香りもただよう
幻想的なハンガリー民謡が歌い上げられる

息子は「天使の光輪のような帽子がキレイで、星に祈ってそうだった。歌詞が知りたかった」という感想のほか、本人が言語マニアのため、「ハンガリー語はインド・ヨーロッパ語族じゃないから、独特の響きが面白かった」と話していました。ハンガリーのように、飛び地で存在する語族を調べるのも自由研究として面白と思います。

また、息子の反応を見て初めて、普段耳にする機会がないハンガリー語を、万博なら生で聞ける貴重さを実感しました。各パビリオンの入り口では現地語で挨拶をされている方も多く、 海外パビリオンに行くなら挨拶ぐらい現地語でするべきだったなと後悔 もしました。

入り口すぐに書かれている「一緒に歌うことは天国への玄関口である」の記述が伏線に
パビリオン2階は人気のハンガリーレストラン「MISKA(ミシュカ)

ハーブの文化を軸にアート体験ができる「ポーランドパビリオン」

木造の外観が印象的な「ポーランドパビリオン」

ポーランドパビリオン は、映像やアートでポーランドの文化や心象風景を感じることができました。

葉、花、心のカードを選んで、自分だけの心象の緑を作れるインスタレーション作品

タッチパネルで自分だけの「心象の緑」を作って「ハーブ」の文化を体験したり、AIで生成された、来館者の動きに反応するポーランドの原風景のインスタレーションなど、体験型アート作品に不思議な感覚になります。

息子は「タッチパネルで選んだ感情と花の名前の対応が意外だった。原風景とは何かについて考えた」と話していました。最後まで(地動説で有名な)コペルニクスが出てこないのも意外で、案内してくれたポーランド人の方に聞いたところ、「そうなんですよ、残念なんです。私、コペルニクス大学の出身なんです!日本でこんなにコペルニクスが人気だと知らずに驚きました」と語っていました。息子は、このとき 遠慮せずにスタッフの方に話しかける楽しさに気がついた ようです。

生成AIで作られたポーランドの原風景。来館者の動きに応じて変化する

見終わったあと、息子に「原風景」について質問されました。息子はマンションが並ぶ都会で育っていて、「日本の原風景」を検索して出て来た、見たことのない田舎の光景が原風景と言われることが不思議だったようです。ポーランドパビリオンのスタッフの方も、AIで作成された原風景は「存在しない光景なのに確かにポーランドの景色で、なつかしさを感じた」と語っていて、「原風景とは何か」も調べると面白いのかもしれないねと息子と話しました。

「オーラ」というタイトルの楽器の作品。人が近づくとポーランドの伝統のリズムでほうきのようなパーツが動く
ポーランドの文化を展示するスペースも。近年はゲーム業界でも有名で、海外からのゲストたちが展示に食いついていた

ウツボカズラに感動、インドネシアが好きになる「インドネシアパビリオン」

パビリオン全体は船の形になっている「インドネシアパビリオン」。待ち時間には屋外ステージのショーも鑑賞できる

インドネシアパビリオン 」は、インドネシアの自然と文化と未来の姿が総合的に知れる空間でした。

パビリオン全体は船の形。中に入ると、「すべてインドネシアから持ってきた」という現地の熱帯雨林の植物で囲まれた、滝が流れる涼しい空間が表れます。息子は本物のウツボカズラに感動。植物の間にはスマトラトラやミドリクジャクなどの現地の動物がアート作品で表現されています。

熱帯雨林の植物で囲まれた、滝が流れる涼しい空間

その先の映像空間では、壁から床まで映像に取り囲まれ、まるでアトラクションで床が動いているような没入感に包まれます。その先にも、新都市のイメージが伝わる空間のほか、多様な武器や織物が展示され、最後のシアターでは伝統的な影絵を使いながら、現地の文化が色濃く伝わってくる映画も鑑賞できます。

壁から床まで映像に取り囲まれるすごい没入感

息子はしばらくウツボカズラの話をしていましたが、「サービスで配られたインドネシアのコーヒーがおいしかった。織物もキレイだった」とか、「スタッフの人のテンションが高くて明るかった」ことの方が印象的だったようです。自由研究にするならウツボカズラなど食虫植物を調べる勢いですが、インドネシアに対する印象が、リスペクトと親近感に変わった体験でした。

重厚な映画で現地の空気感を垣間見れる
新都市のイメージが伝わる空間


予約なし、コモンズ館やEXPOメッセ「WASSE」も内容が凝縮

ほかにも自由研究にお勧めなのが、 予約なしで見られる共同入居型パビリオン「コモンズ館」 。A・B・C・D・F館の5館(※E館はイベント専用)に、90カ国以上が出展しており、小さなブースが並んでいます。A館・B館・D館では 1時間の音声ガイド も利用可能。パビリオン自体には待たずに入れますが、中は意外に混雑しています。

また、「EXPOメッセ WASSE」のような期間限定のイベント会場も、想像以上に作り込まれていました。 万博に行く日には、イベントカレンダーでの確認をお勧めします。

全25カ国のアジアやアフリカの国々を巡れる コモンズ-D館

全25カ国が出展する「コモンズ-D館」

モンゴル国の衣装展示や、パキスタンの岩塩で作られたブースが人気の「コモンズ館」。各ブースは小さいながらも、 自然・文化・アートなどを総合的に展示しており、楽器や衣装など実際に体験もできます 。ブースのスタッフの方との英語でやりとりも楽しい経験です。

カリブ海東部にある国「アンティグア・バーブーダ」のブースでは、赤い喉袋を持つグンカンドリに息子が興味津々。調べたところ日本の動物園にはいないことがわかり、現地に行かないと見られないようです。同国にあるピンクの砂浜も美しく、「いつか本物を見てみたい」と思うものが増える楽しさがありました。

ほかにもブルキナファソの言語の多様性、ナイジェリアの廃材アートなど、意外に息子の興味を引くものがありました。ただ、逆に内容が濃すぎて、ここで1日が終わってしまいそうなので、現実的にはある程度ピックアップして周るしかないのが残念でした。

「アンティグア・バーブーダ」のグンカンドリ
ナイジェリアの廃材アート作品

数日で入れ替わる充実の展示会場 EXPOメッセ「WASSE」

EXPOメッセ「WASSE」は期間限定のイベント会場です。我が家が行ったときは、サウジアラビア王国館とサウジアラビア観光局の共同主催で「アラビアの驚異」展が開催中で、サウジアラビア館には入れませんでしたが、ここで十分その世界観を堪能できました。

我々が行った日は「アラビアの驚異」展が開催中

展示は数日で入れ替わるので、イベントカレンダーでの確認が必須。たとえば、こんな企画が設けられています。

・8月14日~19日「わたしとみらい、つながるサイエンス展一あなたは、未来をつくれる人一
 各大学が研究プロジェクトの成果を発信するイベント

・8月24日~30日の「デジタルライフラインによるSociety5.0の実現
 ドローンなどの体験型展示

国際機関のブースが一度に見られる「国際機関館」

東南アジアの地域共同体「ASEAN」や、「万博博物館」「イーター国際核融合エネルギー機構(ITER)」などの 国際機関が出展する共同パビリオンもあります 。予約なしで並ばず入れて、短時間で見て回れます。

「万博博物館」で過去の万博について学べたり、国際プロジェクトのITER計画について学べたりと、地味ですが自由研究の目線では学びのあるパビリオンでした。特に核融合実験炉のイーターの説明や模型に息子が長く見入っていました。

「万博博物館」では過去の万博の資料が参照可能。両側には歴代の記念メダルも
「イーター国際核融合エネルギー機構」のブース


万博なら、思う存分「贅沢な自由研究」ができる

濃厚な万博体験を経て、我が家の今年の自由研究は、本人が一番インパクトを受けた「iPS細胞でできた臓器はどの段階で“人”と認められるのか」に決まりました。

夏休みに入って調べ始めたところ、広島大学の研究グループが「脳オルガノイド」(iPS細胞などから作られた脳に似た組織)が法律的に「人」と見なされると指摘した記事や、iPS細胞から培養した脳組織がコンピューターになるという「BPU(Biological Processing Unit)」に関する記事など、ホームページやYouTubeで資料集めの日々を送っています。

そんな中、自由研究を進めるうちに、なんと、この「脳オルガノイド」の展示が、万博の スイスパビリオン で8月12日まで行われているという 読売新聞の記事 を見つけ、結局、「え?万博に情報が戻るの!?」と、スイスパビリオンに行かなかったことを親子で地団駄を踏みました。

今年の夏は万博に最先端の展示が集結しているのかもしれません。地元が関西なら間違いなく通期パスや夏パスを買っていたに違いないねと、親子で今年の関西をうらやましく思った夏でした。

赤池淳子

1973年東京都生まれ。IT系出版社を経て編集者兼フリーライターに。雑誌やWeb媒体での執筆・編集を行なっている。Watchシリーズでは以前、西村敦子のペンネームで執筆。デジタルカメラ、旅行関連、家電、コミュニティや地域作り、子どものプログラミング教育などを追いかけている。