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紀伊國屋書店とYondemyが連携、子供の読む力に合わせた書棚を展開

株式会社Yondemyが、株式会社紀伊國屋書店との連携を開始(出典:株式会社Yondemy)

株式会社Yondemyは、株式会社紀伊國屋書店との連携開始を2026年4月23日に発表した。読む力に応じたレベル別選書棚の設置や読書体験イベントを通じて、児童の読書離れの解消と書店での新たな本との出会いづくりを進める。

今回の連携では、紀伊國屋書店の店頭にYondemy独自の指標「ヨンデミーレベル」を使ったレベル別の選書棚を設置する。ヨンデミーレベルは、漢字の量や漢語率、一文の長さなどの要素をもとに児童書における文章の難易度を数値化したものだ。

レベル別選書棚の常設によって、対象年齢や学年だけではなく、子供それぞれの読む力に合った本を選びやすくなる。保護者にとっても、「どの本を選べばいいかがわかりにくい」という悩みを減らす仕組みになるという。

さらに、書店を本を買うだけの場所ではなく、子供たちが読書の楽しさを体感できる場所とするイベントを定期開催する予定だ。第1弾として、5月4日(月・祝)に紀伊國屋書店武蔵小杉店前イベントスペースで読書体験イベントを実施する。対象は5歳から10歳で、参加費は無料。開催時間は11時、13時、14時30分、15時30分の4回で、店頭または電話(044-331-9990)で事前申し込みを受け付けている。

イオンモール座間店で実施したイベントの様子

背景には、子供の読書離れという課題がある。Yondemyは、文部科学省が2025年に実施した全国学力テストで「読書が好き」と答えた児童生徒の割合が過去最低になったことや、2024年度の経年変化分析調査で全教科の平均スコアが大きく下がったことを挙げている。また、就学前には多かった読み聞かせが小学校入学後に減り、文字の多い本を一人で読み進める段階への移行がうまくいかないことも、読書離れを進める要因の1つだとYondemyは分析している。

なお、書店の来店者がYondemyに入会した場合に売り上げを分け合う仕組みも導入。読書習慣が付いた子供が継続して書店を訪れる流れをつくり、書店業界の新たな収益モデルにつなげる。Yondemyは今後、武蔵小杉店を皮切りに他店舗にもレベル別選書棚を順次広げる考えだ。

■イベント概要
テーマ:読書習慣のスタートに「読むって楽しい」を体感しよう
開催日時:2026年5月4日(月・祝)
開催場所:紀伊國屋書店武蔵小杉店前イベントスペース(3rd Stage)
開催時間:全4回 ①11時〜 ②13時〜 ③14時30分〜 ④15時30分〜
対象年齢:5歳〜10歳
参加費用:無料
申し込み方法:店頭または電話(044-331-9990)にて事前申し込み(当日参加も可能)