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ベネッセが小中学生の保護者2,240名に調査、約4割が不登校経験・兆候ありと回答
2026年1月16日 17:00
株式会社ベネッセコーポレーションが運営する「不登校ライフナビ」は、小中学生の保護者を対象とした「不登校・フリースクールに関する意識調査」の結果を公表した。同調査は2025年11月に実施し、計2,240人の保護者から回答を得ている。
調査によると、回答者の約4割が「子供に不登校の経験がある」「行き渋りなどの兆候がある」と回答した。内訳は「過去に不登校だった」が5.5%、「現在学校に通えていない」が5.3%、「行き渋りなどの兆候がある」が25.6%だった。
不登校のきっかけ(複数回答)については、小学生の保護者の4割弱が「感覚の過敏さや集中のしにくさなど、発達特性による不安や疲れがあった」と回答。次いで「クラスメイトとの人間関係がうまくいかなかった(36.9%)」「先生との人間関係がうまくいかなかった(32.1%)」が挙げられている。
中学生では、「朝起きるのがつらい、体調が安定しないこと(36.7%)」が最多で、次いでクラスメイトとの人間関係がうまくいかなかった(32.1%)」「感覚の過敏さや集中のしにくさなど、発達特性による不安や疲れがあった(27.5%)」「先生との人間関係がうまくいかなかった(27.5%)」となった。
一方で、不登校経験者の約8割がフリースクールを「一度も利用したことがない」と回答している。
子供が不登校状態、もしくは行き渋りなどの兆候がある保護者に、フリースクールの利用意向を聞いたところ、約7割が「条件が合えば利用したい」と回答した。
なお、「その他」を選んだ回答者からは、「今後どうなるかわからないので選択肢には入れておきたい」「金額さえ何とかなれば、考えたい」「フリースクールではないが学校外適応教室は使用している」といった声が寄せられている。
フリースクールを利用しない理由には、「費用が高い」が最も多く、次いで「進学や学校復帰につながるか不安」「本人が行きたがらない」などが挙げられた。
フリースクールに期待する点については、小学生の保護者が「友達や同世代と関われる場」、中学生の保護者は「学習の遅れへのサポート」が最多となっている。
フリースクールの利用形態については、小学生は「通学とオンラインのハイブリッド」と「通学中心」がほぼ同数となり、中学生では「ハイブリッド型」を選ぶ割合が高い結果となった。
最後に、フリースクールの利用に関して国や自治体に支援してほしいことを聞いたところ、約9割が「利用料の補助」を挙げ、次いで「フリースクールの質を保証する公的な認証制度(50.2%)」「卒業後の進学・就職支援(49.4%)」「在籍校との連携強化(49.1%)」が上位に挙がった。
不登校ライフナビの監修者で、ベネッセ高等学院・中等部 学院長の上木原孝伸氏は、「不登校は誰にでも起こりうるものであり、子供の状況に合った学び方が、地域や経済状況に関わらず選べるようになることが大切」と述べている。
調査対象:ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」およびベネッセ教育情報サイト「不登校ライフナビ」に登録されている、小学1年生~中学3年生の保護者
回答数:ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録されている小中学生の保護者2,116名、不登校ライフナビに登録されている小中学生の保護者124名
期間:2025年11月5日~11日
方法:インターネットでのアンケート調査





























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