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日体大柏高校、生成AIプラットフォーム「スクールAI」を導入

株式会社みんがくが、同社が展開する生成AIプラットフォーム「スクールAI」を日本体育大学柏高等学校が導入したことを発表

株式会社みんがくは、同社が展開する生成AIプラットフォーム「スクールAI」を日本体育大学柏高等学校が導入したことを2025年5月19日に発表した。

日体大柏高校は、GIGAスクール構想の全国展開に先駆けて10年以上ICTを活用し、教育のデジタル化を推進。さらなる個別最適な学びと創造的な学びを実現するためにスクールAIを導入した。

同校では、物理の授業で対話を重視した問題作成と解答にスクールAIを活用。また、日本史の授業では、スクールAIで「対話で思考を深める」モードと「自分の考えをまとめる」モードでテーマを深堀りするほか、数学では虚数といった抽象的な概念を言語化するなど、生徒の好奇心と探究心を刺激し、思考力や表現力を養う授業を目指している。

スクールAIを活用している授業の様子

スクールAIは、英作文の添削やテスト問題の作成、行事案内や保護者向けの報告書作成など、教育に特化した100種類以上のテンプレートを搭載しており、専門知識がなくても利用できるのが特徴。日々の業務を効率化しながら、生徒に合わせたオーダーメイドな学びを可能にすることで、教育の質を向上できるという。

株式会社みんがくは、「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開。AIと教育現場をつなぐ実践的なソリューションの提供を通じて、教育現場の業務支援や個別最適な学びの実現を支援していく方針である。