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画像認識AIをノーコードで開発できる高校向け授業プランを提供、ヒューマノーム研究所
対象はDXハイスクール採択校
2024年5月27日 15:00
株式会社ヒューマノーム研究所は、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)採択校向けに「AI開発の基礎」を学ぶ、講師付き授業プランの提供を開始した。
授業では、同研究所から派遣する講師がスライドとツールを利用して講義する。AIの基礎を学びつつ、プログラミング不要で画像認識AIを開発できるツール「Humanome Eyes」でAIモデルを作ることで、理論と実践の両方を学べる。生徒にとって身近な写真を使用することで、日常生活に関連付けた学習機会の提供が可能となり、初めてAIに触れる高校生でも理解しやすいようにしている。
同社のエンジニアが講師を務めるため、教職員の事前講習は不要。同社では、これまでにHumanome Eyesを活用したDX人材育成研修を実施し、学生や初心者向けの講義実績も多数あるという。
DXハイスクールは、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を目的とした文科省の事業。情報や数学などの教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対し、取り組みに必要な環境整備の経費を支援する施策だ。2024年度は1,010校が採択されている。
物体検知システムは、農作物の成熟度判定や医用画像診断、監視カメラシステムなどで応用されているが、Humanome Eyesを利用すると画像認識による物体検知システムを開発できる。Webブラウザからマウス操作だけで「これはキノコで、これはタケノコ」というように、データが何かをAIに教えるアノテーション付けのほか、機械学習モデルの作成・モデルの適用ができるようになっている。そのため、一般的なスペックのPCとブラウザだけで開発が可能で、高スペックなAI専用PCを用意する必要はない。
プランには以下のものが含まれる。価格は応談で、授業時間と回数により変動する。
- 講師派遣 1名
- TA(ティーチングアシスタント)派遣 1名
- 画像認識AI構築体験プログラム
- ノーコードAIツール「Humanome Eyes」
- 説明資料(スライド)作成費用
- 教員向け 事前打ち合わせ最大3回程度(Web会議形式)
- 教員向け 電話/メール相談サービス
- 効果測定アンケート(希望者のみ)