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高校生の部活動、保護者の66%が「子どもの勉強によい影響を与えている」と回答

栄光「高校の部活動と勉強に関する実態調査」の結果を発表

 Z会グループで、栄光ゼミナールを運営する株式会社栄光は、高校生の子供を持つ保護者に聞いた「高校の部活動と勉強に関する実態調査」の結果を発表した。「部活動が子どもの勉強によい影響」と答えた保護者は66%となった。同時に中学生についても部活動の調査を実施した。

 調査は5月6日から21日にかけて、栄光の教室に通う高校1年生から3年生の子供を持つ保護者を対象にインターネットで行い、2371名から有効回答を得たもの。

 部活動を選んだ理由としては複数回答で「入学前からやっていた」(48.9%)「楽しそう」(47.4%)の2つが多く、選ぶ際に保護者として気にかけたことで最も多かったことは「友人や先輩との関係性」(33.1%)を挙げた。部活動のメリットとしては「子どもの人間関係が広がる」(55.0%)が多く、デメリットは「子どもの勉強時間が減る](43.2%)が多かった一方で「特にない」(39.9%)とデメリットがないと指摘している保護者も多かった。

部活動を選んだ理由
保護者として気にかけたこと
部活動のメリット
部活動のデメリット

 また、部活動の日数については、実態として「週5日程度」が24.9%と最も多いが、適切と考える日数で最も多いのは「週3日程度」(30.4%)と差が出た。

部活動の日数

 部活動が子供の勉強に良い影響を与えているかについては「どちらかといえば感じる」(51.9%)と「とても感じる」(14.1%)を合わせた66.0%が良い影響と考えていて、部活動と勉強の両立ができているかについても「とても感じる」(12.7%)「どちらかといえば感じる」(55.5%)と合計68.2%が両立できていると感じていることになった。

部活動が勉強に良い影響を与えているか
部活動と勉強を両立できているか

 部活動の指導者については、「学校の先生以外の指導者がいる」(36.7%)となり、「学校の先生以外の指導者はいない」(63.3%)のように外部コーチや部活指導員はいないほうが多いという結果となった。

学校の先生以外の指導者はいるか

 部活動に所属しない理由も聞いているが、「子どもの興味ある部活動がないため」(36.2%)「部活動への入部が必須でないため」(33.9%)が多く、「勉強に十分な時間を確保したいため」(21.2%)は上位の意見ではなかった。

部活動に所属しない理由

 なお、栄光ゼミナールでは中学生についても中学生保護者5558人を対象に部活動の調査を実施、高校生が部活動に所属しているが85.4%だったのに対して中学生は93.2%と所属率が高くなった。

部活動を選んだ理由(中高生別)
保護者として気にかけたこと(中高生別)

 選んだ理由が中学生では「楽しそう」がさらに多くなり、選ぶ際に気にかけたことも中学生では「子どもが新たなことにチャレンジできる」が多くなった。また、高校生に比べて「部活動のサポートのためのスケジュール調整が大変」と答えた保護者が多くなった。

部活動のメリット(中高生別)
部活動のデメリット(中高生別)