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中学生の夏休み、保護者がストレスに感じていることは?

明光義塾調べ、「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」を公開

中学生、夏休みのルールに関するアンケート結果

個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する株式会社明光ネットワークジャパンは、「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」を実施、結果を発表した。それによると、夏休みを計画通りに過ごせている中学生は43.1%、平均学習時間の最多回答は「1時間以上2時間未満」という結果になった。

この調査は中学生の子供を持つ保護者1,000名を対象に2023年5月11日から16日にかけてインターネット上で調査したもの。

・中学生の夏休みのルール、最多回答は「ゲームプレイ時間の制限」
夏休み期間中の子供のルールに関する質問では、最多回答は「ゲームプレイ時間の制限(32.3%)」、次に「スマホ利用時間の制限(31.1%)」。そして、「起床就寝時間の設定(29.4%)」、「学習時間の設定(29.4%)」が並ぶ結果となった。

・夏休みの過ごし方、計画通りに過ごせている中学生は43.1%
夏休みの過ごし方について質問したところ、43.1%が「計画通りに過ごしている」、22.3%が「計画通りに過ごしていない」、16.4%が「計画を立てていない」と回答した。

中学生の夏休みの過ごし方に関する調査結果

・夏休みの平均学習時間、最多回答は「1時間以上2時間未満」
夏休み中の子供の1日の平均学習時間を質問したところ、最多回答は「1時間以上2時間未満(27.8%)」。次に「2時間以上3時間未満(19.4%)」、「1時間未満(16.2%)」という回答が続いた。

中学生、夏休みの平均学習時間に関する調査結果

また、保護者が望む夏休みの平均学習時間については、最多回答は「2時間以上3時間未満(24.8%)」。続いて「1時間以上2時間未満(22.8%)」、「3時間以上4時間未満(16.8%)」という結果になっている。

中学生保護者が望む、夏休みの平均学習時間

さらに、今年の夏休みに通塾する予定があるかという質問では、47.8%が「通塾する予定がある」と回答した。

夏休みの通塾予定に関する調査結果

・保護者が感じる夏休みの不安、最多回答は生活リズムの乱れ
子供の夏休みの過ごし方についてどのような不安があるか質問したところ、最多回答は「生活リズムの乱れ(54.3%)」、次に「学力低下(34.8%)」、「経済的な負担(19.1%)」と続いた。また、「特に不安はない」と回答した保護者は18.6%に。

保護者が感じる夏休みの不安

一方、新型コロナウイルス対策としての「マスクの着用」については、令和5年3月13日以降は個人の判断が基本となったが、各家庭で判断が分かれるところ。そこで、子供が外出する際、マスクの着用を推奨するか質問した結果、51.7%が「推奨する」と回答した。

夏休み期間中、子供のマスク着用に関する調査結果

・保護者の半数が、夏休み中の子供に対してストレスを感じている
夏休みの期間中、子供に対してストレスを感じることがあるか質問したところ、50.1%が「ストレスを感じる」と回答した。

夏休み期間、保護者の半数が子供に対しストレスを感じると回答