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「ChatGPT」を子供に使わせたい保護者は7割超え、CA Tech Kids調査

プログラミング教育に関心を持つ保護者を対象に調査

CA Tech Kidsが「ChatGPT」に関する保護者アンケートの調査結果を公開

 株式会社CA Tech Kidsは、「ChatGPT親子体験」ワークショップを申し込んだ小中学生の子を持つ保護者に対してChatGPTに関する調査を行い、その結果を発表した。ChatGPTの経験をさせたり、使わせたいとした保護者が7割を超えたという。

 それによると、保護者のChatGPTの認知度について聞いた質問では、最も多かったのは「名前は聞いたことがある程度」(59%)で、次いで「基本的なことは理解している」(37%)となった。

保護者のChatGPTの認知度

そしてChatGPTの利用経験は「使ったことがない」が72%と最も多く、次いで「試したことがある」(20%)となり「実際に利用している」は8%となった。

保護者のChatGPTの利用経験

 ChatGPTなどの生成AIの子供の利用については、「適度に利用させたい」(32%)「積極的に利用させたい」(21%)「不安はあるが経験させたい」(18%)と利用に前向きの回答は合計7割を超えた。一方で「これから一緒に考えたい」(28%)や「不安で触らせたくない」(1%)と否定的な回答も少なくない。

イベント参加前に回答した生成AIの子供の利用
イベント参加前に回答した生成AIの子供の利用を子供の学年別に集計

 さらに、イベント参加後にあらためて子供が「生成AI」を利用する可能性について問うと、「適度に利用させたい」(51%)、「積極的に利用させたい」(30%)「不安はあるが経験させたい」(11%)と合計9割が前向きな回答となった。

イベント参加後に回答した生成AIの子供の利用

 なお、この調査はCA Tech Kidsが「ChatGPT親子体験」ワークショップを2023年3月より5回開催して約400名の親子の参加があるなかで行われたもの。イベントを申し込んだ保護者のなかの226名が回答。調査は4月14日から5月28日まで行われた。