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プログラミング能力検定にPython登場

株式会社プログラミング総合研究所は、高等学校での「情報Ⅰ」必履修化や、2024年度の大学入学共通テストにおいて「情報」が追加されることを踏まえ、プログラミング能力検定(以下、プロ検)の2022年9月検定より、Pythonによる受検を開始すると発表した。

Pythonは文部科学省の「情報Ⅰ」の教員研修用教材に用いられている言語の1つであり、多くの情報Ⅰの教科書でも採用されている。また、2022年第1四半期のプログラミング言語ランキングでJavaScriptに続き第2位にランクインするなど、プログラミング言語の利用度調査等で常に高い位置を占めている言語である。

プロ検は、プログラミング言語に寄らず、学習・教授・評価するための共通参照枠「Common Framework of Reference for Programming Skills(以下、CFRP)」をベースにした、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することができる試験。今回のPythonへの対応により、より多くのプログラミング学習者が普段の学習言語の延長上で公平に受検に臨むことができる。

2020年12月にスタートしたプロ検は、プログラミングスクール、学習塾、パソコン教室、学校、学童など、多様な教育機関にて実施されている。現在、プロ検はビジュアル言語、テキスト言語のどちらにも対応しており、様々なレベルの学習者が受検できる。