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GMOメディアと船井総合研究所が「2022年プログラミング教育市場規模調査」を実施

プログラミング教育市場は302億円、子ども向け市場は2桁成長を続ける

GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社が運営するプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」は、経営コンサルティングサービスを展開する株式会社船井総合研究所(以下、船井総研)と共同で、「2022年プログラミング教育市場規模調査」を実施した。

船井総研が「情報教育白書」を制作するにあたり、今年から子ども向けプログラミング教育市場と社会人向け情報教育市場を合算した「プログラミング教育市場」を算出。コエテコがその算出に協力した。今回の調査に関しては、対象を個人向けのサービスに限定している。なお、「情報教育白書」は2022年7月4日に発売を予定している。

・情報教育市場規模は1,778億円、プログラミング教育市場規模は302億円

調査結果として、2022年情報教育市場全体の規模は1,778億円と報告されている。内訳としては、高等教育機関における情報教育市場(大学)が1,219億円、高等教育機関における情報教育市場(専門学校)が256億円、子ども向けプログラミング教育市場が199億円、社会人向け情報教育市場が103億円。最後の2つを合計した「プログラミング教育市場」規模は302億円となった。

このうち、子ども向けプログラミング教育市場の199億円となり前年比で113.2%と2桁成長。小学校でのプログラミング教育必修化を背景に拡大を続けている。コエテコでは、2030年には1,000億円超の市場規模になる可能性が高くなっているとコメントしている。

また、社会人向け情報教育市場規模は今回より新たに算出した。コエテコでは、転職を目的としたプログラミングスクールへの需要が高まっていることや、多くの社会人向けのプログラミングスクールでオンライン講座を提供していること、女性向けなど多様なスクールが誕生していることをコメントしている。

・調査概要

  • 調査方法:GMOメディアによる民間でプログラミング教育事業を行う対象企業25社へのアンケート、船井総合研究所の調査員・コンサルタントによる事業者ヒアリング、官公庁の公表データの収集、各報道資料・各社の発表情報の収集
  • 調査期間:2021年12月~2022年5月