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「プログラミング能力検定」においてコードを入力して回答する実装式問題を追加

 株式会社プログラミング総合研究所は、プログラミング能力検定(プロ検)において、従来の選択式の設問に加え、実際にコードを入力して回答とする実装式問題を追加したと発表した。

 実装式問題の導入は、先日発表された大学入学共通テストの「情報」の試作問題でプログラミング的思考や実際のプログラミングフローへの理解を問う設問があったことから。プログラミングの経験値が解きやすさに影響し、早いうちからコードを自分で書くなど実践学習に取り組むことも重要としている。

問題の画面

 そして、従来のペーパーテストではできなかった問題を追加することで、本質的なプログラミング能力の向上に寄与。その結果、入試だけでなく社会でも通用するスキルのアセスメントとして活用ができるという。

 また、プログラミングの学習・教授・評価のための共通参照枠「CFRP」をベースとしてプログラミング概念の理解度を体系的に分析・評価することができるため、プログラミング学習者がより詳細に自分自身のプログラミング能力を把握して、学習に役立てることができるようになるという。