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河合塾が高校教員向け無料セミナーを開催、探究の進路接続と年内入試対策を解説

学校法人河合塾が、高校や中高一貫校の教員向けに進路指導をテーマとした2つのセミナーを開催(出典:学校法人河合塾、以下同じく)

学校法人河合塾は2026年10月から11月にかけて、東京都・大阪府・オンラインで、全国の高校や中高一貫校の教職員、教育委員会担当者を対象に、探究活動と進路選択の接続、総合型選抜や学校推薦型選抜への個別対応をテーマとした2つの無料セミナーを開催すると発表した。

1つ目は、学校向け授業型プログラム「ミライの選択」を教員が体験するセミナーである。探究活動で得た気づきや学びを進路選択につなげたり、生徒が自分の進路を選ぶ理由を言葉にしたりするための方法を紹介する。

ミライの選択では、自己理解と他者との対話を通して、自分が何を大切にするのか、どのような基準で物事を決めるのかを整理する。セミナーでは、実際にプログラムで使う「決め方」のワークを教員が体験するほか、複数の学校での活用事例を取り上げる。講演は、開発に携わった河合塾学校事業推進部部長の山口大輔氏が担当する予定だ。

ワークの一例(総合評価表)

対面開催は、河合塾KALS新宿本校で10月19日(月)の15時30分から17時まで、河合塾大阪校では11月26日(木)の15時30分から17時まで実施する。定員は各回20名。オンラインではZoomウェビナーを使い、11月11日(水)の16時から17時まで開催し、定員は300名となる。申し込みは、各実施日7日前の23時59分まで受け付ける。

2つ目は、10月29日(木)の15時30分から16時45分までZoomウェビナーで開催する小論文指導セミナーである。総合型選抜や学校推薦型選抜で必要となる出願書類や小論文について、生徒が文章を書けない原因の把握や、教員による指導を校内で標準化する方法を扱う。

講演は、河合塾小論文科の広川 徹氏が担当する。年内入試の最新動向を踏まえ、生徒が書けないことと教員が指導しきれないことの2つの課題について解説。生徒の思考力や表現力の課題を可視化するアセスメント教材「思考力・表現力チェック」を活用し、生徒一人ひとりの「書けない原因」を把握する方法や、成績データ・添削結果を指導に生かす考え方も紹介する。

評価の軸となる「5つのability」

河合塾は、高校で探究学習が広がる一方、その経験を進路選択や志望理由書に十分生かせないケースがあるとしている。また、総合型選抜や学校推薦型選抜の受験者が増え、小論文や志望理由書の個別指導が特定の教員に集中することも課題として挙げる。今回の2つのセミナーを通して、進路指導の質の向上と教員の指導負担の軽減につながる方法を紹介する考えだ。