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75,000人を超える子供たちが利用、読み放題型電子図書館「Yomokka!」がグッドデザイン賞を受賞
2025年10月16日 07:40
株式会社ポプラ社は、同社が提供する読み放題型電子図書館「Yomokka!」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞したことを2025年10月15日に発表した。
Yomokka!は、小中学校向けのICT教育プラットフォーム「MottoSokka!」を通じて利用できるサービスである。児童生徒の1人1台端末で、場所や時間にとらわれず電子書籍を読むことが可能。豊富な児童書コンテンツをそろえ、読書が苦手な子供でも楽しめるインターフェースを採用している。
読書習慣の定着と主体的な学びを促進するため、読書履歴の可視化や本棚のカスタマイズ、感想コメントの記入・共有といった機能を搭載。本を読むだけではなく、子供たちがさまざまな本と出会えることを目指している。また、クラスの全員が同じ本を同時に読める環境を提供するほか、教員用ダッシュボードによって読書量や利用時間の把握を可能とした。
同サービスは、75,000人を超える子供たちが利用している。グッドデザイン賞の審査委員は、利用実績のほか図書予算に制約のある自治体でも導入しやすい点や、地域格差の解消に寄与する社会的意義を評価。子供にとってわかりやすく楽しいUIデザインも評価ポイントとなった。
MottoSokka!では、読み放題型電子図書館「Yomokka!」のほか、オンライン事典サービス「Sagasokka!」を提供。サービス導入を検討する学校関係者や教育委員会関係者を対象に、児童生徒用の機能を体験できる「MottoSokka!体験用ID」を用意している。