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台北日本人学校の読書環境が飛躍的に向上、在外教育施設における「Yomokka!」の利用者数が4,000人を突破

株式会社ポプラ社が提供する小・中学校向け読み放題型電子図書館「Yomokka!」の在外教育施設での利用者数が4,000人を突破

株式会社ポプラ社が提供する小・中学校向け読み放題型電子図書館「Yomokka!」の在外教育施設での利用者数が4,000人を突破した。

在外教育施設とは、海外に在留する日本人の子供のために、学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校における教育に準じた教育を実施することを主たる目的として海外に設置された教育施設(日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設)を指す。

「Yomokka!」は、インターネット環境があればいつでもどこでも利用できる読み放題型の電子図書館で、同じ本を何人でも同時に読むことが可能だ。授業での利用のほか、朝の読書や調べ学習などにも利用されている。2025年2月現在、同社と協力する40社の出版社が参加し、4,500冊以上の電子書籍を掲載している。

同サービスは2022年6月から在外教育施設向けに提供しており、13カ国24校が導入し、4,000人以上の児童生徒が利用している。特に、日本語の書籍が手に入りにくい環境において、貴重な学習ツールとして活用されているという。

台北日本人学校の田中淳也教諭は、「Yomokka!の導入により、読書環境が飛躍的に向上した」と述べ、クラス全員で同じ本を同時に読めることや、読書体験の共有が簡単になり、授業で活用しやすいことのほか、子供たちの読書の幅が広がる点を評価している。

台北日本人学校の外観(学校提供)
3年生の児童が「Yomokka!」を利用する様子(学校提供)

同社は、「Yomokka!」とオンライン事典サービス「Sagasokka!」の2つのサービスを「MottoSokka!」にて提供している。また、代理店を通じて「Yomokka!」を在外教育施設に提供しており、導入に関しての問い合わせを専用フォームで受け付けている。