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教員歴30年の父と教育実習生の娘がバトル、学校のリアルに迫る書籍『なんで学校は変なの?』5月12日刊行

株式会社新評論が、書籍『なんで学校は変なの?-教員の父に教育実習生の娘がストレートな質問!』を5月12日に発売

秀和システムグループの株式会社新評論は、新刊『なんで学校は変なの?-教員の父に教育実習生の娘がストレートな質問!』を5月12日に発売する。

同書は、教育実習に参加した大学生の娘と、教員経験30年の父親が交わしたリアルな対話を紙上に再現。生徒や保護者が疑問に感じる校則をはじめとして、生活指導に関する疑問を掘り下げた内容となっている。

著者の津久井聖志氏は、私立高校で3年、公立高校で27年の教員生活を送ったのち、53歳で退職。以後「学校を元気にする教育講演家」として全国で活動している。津久井氏は、教育現場で経験した「現実」を娘に語るが「校則のおかげで企業からの求人が増えた」「地毛証明書でトラブル減少」といった、一般には知られていない事柄もあるとしている。

さらに同書では、学校に対する保護者の不信感の原因として、学校組織における構造的な問題点など、学校が抱える課題にも踏み込んでいる。津久井氏は、単なる学校批判ではなく「親子の会話を通して学校教育の問題点を直視しつつ、未来への希望を見いだす新たな視点」を提供するという。

また、親子のバトルを通じて保護者や教育関係者、教員志望の学生をはじめ、子供の教育に関心のあるすべての読者に向けて、大きく変わり始めている学校の現実と最前線を伝え、さらなる変革のきっかけとなることを目指している。

目次

まえがき
第1章 校則って、生徒のため? それとも先生のため?
第2章 なぜ、うまくいかないのか
第3章 生活指導のここが変
第4章 進路指導と教員のホンネ
第5章 先生に聞いてみたいこと! 学校のウラ話
第6章 いじめはなくならない――親にできることは何?
第7章 学校教育はもうダメなのか?
おわりに――「卒業式の舞台裏」を特別公開!

書誌情報

書名:なんで学校は変なの?-教員の父に教育実習生の娘がストレートな質問!
著者:津久井聖志
発売日:2025年5月12日
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
判型:四六判
ページ数:208ページ
ISBN:9784794812865
発行:株式会社新評論