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「危機一発、短刀直入、役不足」→誤りはどれ?「変な文章」を見抜き、国語力を上げる本が重版に JTBパブリッシング

『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』(監修:岩佐義樹/発行:株式会社JTBパブリッシング)

株式会社JTBパブリッシングは、『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』を2024年11月6日に発売した。同書は、問題文から誤字や慣用句・事実関係などの誤りを見つける「日本語の間違い探し」。定価は1,100円(本体1,000円+税10%)で、早くも3刷りが決定した。

同書の監修を務めたのは、毎日新聞の校閲記者の岩佐義樹氏。レベル分けされた問題文に誤りがいくつか含まれており、1問づつ問題を解いて解説を読みながらステップアップできる構成となっている。誤字脱字・事実関係・慣用句の誤用など、日常にあふれるさまざまな文章の間違いを見つけながら、国語力を養う。

問題ページでは、問題文と「誤りの数」が記載されている
解答ページでは、誤りの箇所と誤りに関する解説を掲載

同書は、問題文以外にも誤りがある。書名そのものに誤りがあるほか、帯のキャッチコピーにも誤りがあり、カバーや帯の裏に誤りの理由を掲載している。

書名や帯にも間違いが隠されている

同書の特徴は、以下の通り。

  • 「準備編」(文中に誤りが1~2個)、「練習編」(文中に誤りが3個)、「本番編」(文中に誤りが5個)に分かれ、問題文を50項目用意
  • 国語的な誤りのほかに社会・経済・政治・歴史など、世の中のことを知らないと見つけられない誤りを掲載
  • 問題ごとにレベルやレーダーチャートで特徴を示し、無理なく楽しく取り組める
  • 解答ページには「レベルアップ」として似た誤りや気を付けたい表現の例示やクイズを設け、学習の意欲を高める
  • 小学生だけでなく大人も楽しめるように、難問や意外な誤りも収録。受験やビジネスの場での活用も期待できる
  • ビジネス、脳トレなどさまざまな分野での利用が可能

なお、岩佐氏が所属する毎日新聞の校閲センターがX(旧Twitter)でカバーや帯を掲載して書籍を告知したところ、該当記事や引用記事について、投稿から1週間で累計500万回以上閲覧されているという。

書誌情報

書名:『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』
監修:岩佐義樹
定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
発売日:2024年11月6日
判型:B5判
ページ数:96ページ
ISBN:9784533162763
発行:株式会社JTBパブリッシング