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過去問＆動画解説付き！合格力を身に付ける「情報Ⅰ」の対策問題集、3月13日発売

駿台の情報科講師・情報教育YouTuberの植垣新一氏が丁寧に解説

編集部

2025年3月10日 12:03

『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策演習＆過去問題集動画付きでよくわかる』（植垣新一著／発行：株式会社インプレス）

株式会社インプレスは、「情報Ⅰ」の対策問題集『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策演習＆過去問題集動画付きでよくわかる』を2025年3月13日（木）に発売する。

同書は、姉妹書『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策会話型テキストと動画でよくわかる』（以下、テキスト本）と連動した演習問題を掲載。テキスト本の各セクションに対応した「要点チェック問題」で知識や理解度の定着を図り、実践的に活用できる力を養う。

「要点チェック問題」で知識や理解度を確認できる

第1章から第4章の章末には、各章で学んだ内容を振り返って力試しができる「章のまとめ問題」を掲載した。章のまとめ問題は、大学入試センター発表の「サンプル問題」を参考に、難易度を共通テストレベルに設定した「著者オリジナル」の問題となっている。

難易度を共通テストレベルに設定した、著者オリジナルの「章のまとめ問題」を掲載

同書の「解答解説」は、すべて動画で確認可能だ。紙面の二次元コードからWebサイトにアクセスすると、各セクションのページから動画を視聴できる。文字で読むだけではイメージしにくいプログラミング問題も、共通テスト用プログラム表記を動かせるツールである「PyPEN」を使った動画で「こう書けば、こう動く」がイメージしやすい。

紙面の二次元コードから解説動画を視聴可能（「要点チェック問題　解答解説の例」）

スマートフォンなどで解説動画を視聴できる

第5章から第6章には、大学入試センター発表の「試作問題」と2025年1月に実施された共通テスト「情報Ⅰ」の過去問題（本試験問題）を収録。ダウンロード提供する「追・再試験問題」を含め、計3回分の実践問題を用意している。本試験と同じく、60分の制限時間を設けて解くことで、実践力の養成が可能だ。

2022年に独立行政法人大学入試センターが公開した「令和7年度大学入学共通テスト試作問題『情報Ⅰ』」を掲載

2025年1月に実施された大学入学共通テスト「情報『情報Ⅰ』」本試験に取り組める

なお、第5章と第6章の実践問題については、切り取って使える答案用紙が付いている。この答案用紙は、印刷可能なPDFファイルを提供しているので、何度も繰り返し利用できる。

試作問題用の答案用紙

過去問題用の答案用紙

また、2025年度の過去問題のうち、「追・再試験問題」の解答解説をPDFファイルでダウンロード提供するほか、「追・再試験問題」の解答解説についても解説動画を提供する。

大学入学共通テスト「情報Ⅰ」試験の出題傾向については、知識を直接的に問う問題は非常に少なく、論理的思考力が重視されていると紹介。情報Ⅰの授業で身に付けた知識を日常生活の問題解決に活用しながら鍛えることが重要だという。さらに、60分という制限時間内で解答する必要があるため、時間配分を意識した練習や、限られた時間内で解く訓練を重ねることが不可欠としている。

2025年度本試験問題の出題内容（同書5ページより）

●『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策演習＆過去問題集動画付きでよくわかる』紹介動画

著者プロフィール

植垣新一（うえがきしんいち）
駿台予備学校情報科講師。情報教育人気ユーチューバー（YouTubeチャンネル「情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム」運営者）。大分県出身。大分大学教育福祉科学部卒業。大学卒業後、地元教育関連企業のパソコンインストラクターとして経験を積んだ後、上京し技術者として15年近くIT企業に勤め、さまざまなシステム開発プロジェクトに携わった。

退職後、高校生に楽しんでITを学んでもらいたいとの思いを強め、高等学校教諭一種免許状（情報）を取得。以降は駿台予備学校情報科講師、教材制作者およびユーチューバーとしての活動の重きを同教科に置いている。情報処理関連の保有資格は、情報処理安全確保支援士、プロジェクトマネージャ、システムアーキテクト、ソフトウェア開発技術者など多数。

情報教育者としての実績に、情報Ⅰデジタル教材（ベネッセコーポレーション）の問題執筆・解説動画制作、プロクラ「情報Ⅰ」教材（安藤昇監修／KEC Miriz）の大学入学共通テスト対策問題執筆・解説動画制作などがある。

著書に、『情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策会話型テキストと動画でよくわかる』（インプレス）、『講義形式で学ぶ「情報Ⅰ」大学入学共通テスト問題集』（共著、大修館書店）、『情報Ⅰ　大学入学共通テスト　プログラミング問題対策　ステップアップで身に付く練習帳』（技術評論社）がある。