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「まなびポケット」の申し込みID数が600万を突破、NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズ株式会社が、同社が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が600万を突破したと発表

NTTコミュニケーションズ株式会社は、同社が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が600万を突破したと2025年1月14日に発表した。

まなびポケットは、児童生徒と教職員がそれぞれアカウントを持ち、さまざまな学習コンテンツを利用できるクラウド型教育プラットフォームである。インターネットが利用できる環境であれば、どこからでもアクセスでき、提携する授業支援・協働学習支援ツールのほか、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材などを利用可能だ。

同サービスは、2017年から提供を開始し、2023年2月時点で500万IDを達成。さらに、2024年9月に600万IDを突破し、2025年1月時点で全国1,200以上の自治体・14,000校以上の学校で導入されている。

昨年度から申し込みID数が増加した背景には、「学習eポータル」として多くの自治体・学校に選ばれていることに加え、文部科学省が推進する次世代の校務DXにおけるデータ連携基盤整備の一環として2023年12月に搭載した「ダッシュボード機能」などが評価されていることが要因と同社は分析している。

なお、同社はGIGA第2期に向け、子供たち自身のデータ活用を支援する「まなびポケット」の新機能も含めた「GIGAスクールパック」を展開。単なる「端末の更改」ではなく「データ駆動型教育実現」に向けて伴走する機能が評価され、GIGAスクールパックは2024年12月現在で販売実績15万台を超えているという。

同社は、引き続き児童生徒の特性に応じた個別最適な学びを支援し、保護者と学校がスムーズに情報共有できる機能のほか、教職員のワークスタイル変革を後押しする機能などを提供し、より多くの教育現場で利活用可能な取り組みを続けていくとしている。