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NTT Com、「まなびポケット」の申し込みID数が300万を突破

レポート機能やポータル機能など2022年度の新機能予定も公表

NTTコミュニケーションズは3月24日、同社が提供する教育クラウドプラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が300万を突破したと発表した。ID数には、まなびポケットを利用する教職員、児童生徒、保護者のIDが含まれる。

「まなびポケット」は児童生徒、教職員が一人ひとつのアカウントを持ち、さまざまな学習コンテンツを利用できるクラウド型教育プラットフォームだ。クラウド上で、提携するさまざまなサービス(授業支援・協働学習支援ツール、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材など)を提供している。

2017年からサービス提供を開始し、2021年4月時点では約200万IDの申し込みがあった。

2021年12月には、文部科学省が推進する「MEXCBT」と接続し、活用時の入り口となる「学習eポータル標準モデルに準拠したプラットフォーム」としても利用。91の自治体、3,007校に採用されている。実証用の学習eポータルを除いた商用の学習eポータルとして4割を超える学校設置者に導入され、トップクラスのシェアだという。

そして2022年3月時点で、700以上の自治体や8,000校以上の学校からの申し込みにより、300万IDを突破した。

2022年度の機能リリース予定

同時に、2022年度の機能のリリース予定も公表された。

・教育委員会向け活用レポート機能(2022年度 第1四半期予定)
教育委員会向けに、各学校や教職員の活用状況を把握できる「活用レポート機能」を提供する。これにより、各学校での「学習コンテンツの利用状況」や「研修会実施後の活用状況の変化」などを把握できるようになる。

・ポータルブックマーク機能(2022年度 第1四半期予定)
「まなびポケット」ポータルサイトのトップページに、各学校が独自に利用するWEBサイトやWEBアプリケーションのURLリンクをブックマークできる機能を提供する。これにより、まなびポケット上で利用する学習コンテンツ以外も含めた、学習の総合ポータルサイトとして利用できる。

・出欠情報集計機能(2022年度 第2四半期予定)
保護者からの出欠連絡などを、先生が日毎に一覧で確認できる機能を提供する。保護者はいつでもスマートフォンから出欠連絡などができる。また、先生は出欠連絡の集計結果をいつでも把握可能になる。