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NTT Com、「まなびポケット」の申込ID数が500万を突破

学校現場の負担を軽減する「保護者向け機能」が高評価

まなびポケットの申し込みID数の推移

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、同社が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が、500万IDを超えたと発表した。2023年2月時点で全国の1,000以上の自治体、1万2,000校以上の学校からの申込みがあるという。

「まなびポケット」は児童、生徒、教職員が1人にひとつのアカウントを持ち、学習コンテンツを利用できるクラウド型の学習プラットフォーム。文部科学省が開発する、公的CBTプラットフォーム「文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)」の入り口として、多くの自治体が採用。NTT comの調べによると2023年1月現在、「学習eポータル」としてはシェア1位を獲得しているという。

昨年10月の400万ID超えから4カ月という、短い期間で100万IDの増加を達成。その背景として、同社は「学習eポータル」として採用されていることに加え、「保護者向け機能」が高評価を得ていることも大きな要因だとしている。

「保護者向け機能」、出欠連絡の自動集計・出力イメージ

「保護者向け機能」は、保護者と教職員間のデジタル連絡機能。出欠連絡や、学校から保護者への連絡が無償で行える。2022年12月には、「出欠連絡の自動集計・Excel出力機能」をリリース。保護者が登録した情報が自動で集計され、その結果を「まなびポケット」の画面上で確認できる。この機能により、教職員が行う統合型校務支援システムへの出欠情報の登録作業が効率化できるという。

NTT Comでは、今後も保護者の利便性向上、学校現場の業務負担軽減・ペーパーレス化に寄与する機能をリリース予定。今後も機能拡充を進めていく。