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図鑑NEOとのコラボ教材やAI学習も、幼児教室「ドラキッズ」が2025年4月にリニューアル
2025年1月7日 12:03
株式会社小学館集英社プロダクションは、全国のショッピングセンターなどで展開する満1歳から小学3年生対象の幼児教室「ドラキッズ」を、2025年4月よりリニューアルすることを発表した。カリキュラムを刷新し、スタート年齢を満1歳から0歳10カ月に引き下げる。
今回のリニューアルは、2020年学習指導要領の改訂やコロナ禍を経て、幼児教育に新たな課題が生まれたことが背景となっている。特に小学校でのプログラミング学習導入に伴う論理的思考力の必要性や、コロナ禍の影響による発語の遅れ、語彙力・コミュニケーション能力の低下などを受け、これらの課題解決を目的に新カリキュラムを開発した。
リニューアルのテーマは「学ぶことが好きになる、それは一生の宝もの」。これからの時代を生きる子供たちにとって、与えられた問題を解く力だけでなく、自ら課題を発見し、解決する力が重要になる。そこで、「ドラえもん」と一緒に、子供たちが夢中になり、自ら学びたくなるような体験を提供する。
リニューアルポイントは、以下の通り。
1.子供たちを引きつける「ドラえもん」の教材
「ドラえもんのひみつ道具制作タイム」では、ドラえもんのひみつ道具を工作することで、手先や指先を上手に使う能力を養い、作品の発表を通して子供の表現力を育む。
「楽習ワークシート」では、ドラえもんとともに国語・算数の基礎を学ぶ。
2.探究楽習タイム
小学館の「図鑑NEO」と共同開発した教材「どこでもずかん」「探究シート」を利用し、調べ学習や発表を行う。また、ソニー・グローバルエデュケーションのAI学習アプリ「ロジックラボ」を幼児向けにアレンジし、4歳児から「AI楽習」に取り組む。
3.思考力タイム
ワンダーファイと共同開発した思考力アプリ「ドラえもんのひみつ道具大作戦」で、論理的思考力や試行錯誤力を養う。また、図形教材「シェイピー」を使用し、実際に手を動かしながら図形センスを身に付ける。