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不登校で親ができることを臨床心理の専門家が解説、無料オンライン講演会を9月27日に開催

株式会社小学館集英社プロダクションが、小学生の子供がいる保護者を対象としたオンライン講演会「学校がしんどそう…? そんなとき親ができること」を9月27日(土)に開催

株式会社小学館集英社プロダクションは、小学生の保護者を対象にした無料オンライン講演会「学校がしんどそう…? そんなとき親ができること」を9月27日(土)に開催する。講師は、立正大学副学長・心理学部教授の永井 智氏で、スクールカウンセリングの専門家として知られる。

新学期が始まる9月は、小学生が生活習慣の乱れや学習ストレス、人間関係などの理由で不登校や行き渋りになりやすい時期とされる。永井氏は、子供の不登校の背景には学業や友人関係、生活リズムなどのさまざまな要因があるとして、原因が明確でないケースも多いと指摘している。

文部科学省の調査によると、令和5年度の不登校児童生徒数は約35万人にのぼり、全児童生徒の3.7%を占める。これは、クラスに一人は不登校の児童がいる計算となる。永井氏は、登校再開が必ずしも最優先ではなく、子供の状況を見極めたうえで学校や外部機関と連携することの重要性を強調している。

講演会では、不登校や行き渋りに直面した保護者がどのように心を落ち着けて子供接すればよいか、また子供のSOSをどう受け止めればいいかについて紹介。家庭でできる対応として、子供の体調変化に注意を払うことや、話をよく聞くこと、規則正しい生活を整えることなどの基本に加え、親自身が混乱や不安に流されないための姿勢について取り上げる予定だ。

開催はオンラインで行われ、時間は午前11時から正午まで。参加費は無料で、申込締切は9月25日(木)の15時となっている。

開催概要は、以下の通り。

名称:「学校がしんどそう…? そんなとき親ができること」
日時:2025年9月27日(土)11時~12時
場所:オンライン ※Zoomウェビナーを予定
参加費:無料
対象:小学生の子供がいる保護者
申し込み:https://conan-zemi.com/participant/important-news/57514
申し込み締切:2025年9月25日(木)15時