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小中学生向け職業体験イベントに1,500人以上が来場!

「職業体験EXPO 2024」で企業・団体の取り組みや事業活動を学べる機会を提供

7月27日に開催された「職業体験EXPO 2024」で写真の撮り方を学ぶ子供

小中学生のための職業体験イベント「職業体験EXPO 2024」が、2024年7月27日に開催された。

主催は、職業体験EXPO 2024実行委員会と、小中高生を対象とした職業体験・アントレプレナーシップ事業および企業のサステナビリティ推進をサポートしている株式会社バリューズフュージョン。

職業体験EXPOは「子どもと社会の出会い」がテーマで、全国の子供たちに企業・団体の取り組みや事業活動を学べる機会を提供することを目的とする。さまざまな企業・団体・官公庁の仕事を知ることで、社会の仕組みを学ぶと同時に、将来の目標や職業感を育んでもらうことを目指す。

「職業体験EXPO 2024」のキービジュアル

2022年に初開催され、今年で3回目の開催となった。渋谷ベルサールを会場とする「リアル会場(小学生対象)」と、オンライン配信で各企業・団体の取り組みなどを紹介する「オンライン会場(原則として中学生対象)」とで実施。子供と保護者の来場者は1,500名を超えた。

業界の垣根を越えて参加した20の企業・団体・官公庁の各ブースでは、クイズやワークショップ、ものづくり体験など、それぞれに趣向を凝らして自社の製品や技術・仕事内容の紹介などを行った。各企業・団体のリアルな取り組みや事業活動を学べ、子供たちの笑顔や担当者の話を真剣に聞くまなざしが見られ、会場内は大いに盛り上がった。

子供たちからは「普段学ぶことができないことをたくさん知ることができた」「いろんな人がたくさん働いて商品になったり、サービスが受けられることを学べた」といったコメントが寄せられた。

カンロのブースより。糖の機能や役割をクイズやアニメで楽しく学ぶ
トリドールホールディングスのブースでは、丸亀製麺のうどんの秘密やSDGs活動について学んだ
雪印メグミルクのブースでは、ミルクが食卓に並ぶまでの工程やミルクの栄養について取り上げた
全国農協観光協会のブースより。トマトの袋詰めや桃の梱包などを体験する子供たち
プラスのブースより。よく切れるはさみの秘密について学ぶ
日本郵便のブースより。はがきに宛名を書く体験を通じて、手紙が届く仕組みを学んだ
キヤノンマーケティングジャパンのブースでは、実際にカメラを使って写真の撮り方を学ぶ
土屋鞄製造所のブースでは、ランドセルができるまでの工程を学び、ものづくりを体験
クレディセゾンのブースでは、買い物体験を通じてクレジットカードの仕組みを学習
三井住友フィナンシャルグループのブースでは、お金の役割や計画的な使い方を紹介
久米設計のブースでは最先端のAI技術を使って建築デザインを体験
ブックオフグループホールディングスのブースでは、リユースやリサイクルについて紹介
地球観測衛星の観測データを使って、JAXAの仕事を学ぶ子供たち
JTBのブースではVRを使った沖縄旅行を体験
鹿島建設のブースでは大きな地震が来ても建物が壊れない仕組みを紹介
国土交通省のブースでは、川での遊びや海での事故を防ぐために大切なことや自然災害について学ぶ
東京消防庁のブースでは、消防庁のさまざまな仕事や119番通報について紹介
東京証券取引所(コモンズ投信・レオス・キャピタルワークス)のブースより。株式会社の仕組みや投資について学ぶ子供たち。子供たちの気付きや学んだこと、楽しかった声で学びの木が実った

バリューズフュージョンでは、今後、職業体験EXPOを日本各地で開催していくことを予定している。