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キャリア教育用ボードゲーム「子ども未来キャリア」で、新教材「多様性ゲーム」リリース

さまざまな個性を持つフレンドを駆使してモンスターとバトル

会社イー・ラーニング研究所は、子どものキャリア教育用ボードゲーム教材「子ども未来キャリア」において、個人の異なる特性を理解し強みとして尊重し合うことを学ぶ新教材「多様性ゲーム」をリリースした。

「子ども未来キャリア」の「多様性ゲーム」は、教材対象年齢12歳からで、販売対象は、全国の学習塾、学童施設、学校など。推奨プレイ人数は1箱あたり4~5人で、所要時間(目安)は60分×2回(スライド&ゲーム)。

「子ども未来キャリア」はキャリア教育用ボードゲーム教材で、子どものときから夢や目標を持ち、先進国の中でも日本が特に後れているといわれる教育を幅広く身につけることができる。「資産形成ゲーム」「コミュニケーションゲーム」「ディスカッションゲーム」「事業投資ゲーム」「おつかいゲーム」「情報推理ゲーム」「キャリアデザインゲーム」など、さまざまなテーマについての教材がある。

今回の「多様性ゲーム」は、人種・国籍・宗教・性別・趣味嗜好・個人の特性などの多様性を尊重し、それらを強みと捉えながら課題解決をしていくゲームとなっている。プレイヤーは4~5人でチームを作り、さまざまな「個性」を持つフレンドを駆使しながら、出現するモンスターとのバトルに勝利していくことで、ゴールを目指していく。

例えば登場するフレンドの中には、大声でよく泣いてしまうキャラクターや、2つのことを同時に行うことが苦手なキャラクターがいる。一見、マイナスに感じてしまう個性だが、大きな泣き声で敵の注意を引くことができたり、1点集中でモンスターに攻撃したりするなどして、個性を強みに変えて活躍させることができる。

このようなゲームを通して、子どもたちは誰にも得意・不得意があること、自分の価値観や決めつけで全てを判断しないことの大切さを学ぶ。それぞれ異なる特徴を理解しお互いに尊重し合うことで、自己肯定感を高める「いいところ探し」ができるとともに、コミュニケーションやチームワークの向上も高めることができる。