ランドセル購入者が回答、失敗したと思うのは「色選び」と「値段」

日本トレンドリサーチは、ランドセル専門メーカー「ララちゃんランドセル」と共同で「ランドセル購入時の失敗」に関するアンケートを実施し、結果を公開した。その結果、ランドセルを購入した保護者の7.9％が「購入に関する失敗がある」と回答。そのうちの89.6％が、失敗しないために「こうすれば良かった」と思う事が「ある」と答えた。

調査対象は、事前調査で「小学生以上の子どもがいる」と回答した全国の男女。2023年12月23日 ～2023年12月31日の期間に、676名がインターネット調査で回答した。

「子供が小学校に入学する際、ランドセルを購入ましたか?」という質問には、89.6％の保護者が「購入した」と回答。そのうち、7.9％の保護者が「ランドセルの購入に関する失敗がある」と回答した。

9割近くの保護者が、「子供が小学校に入学する際にランドセルを購入した」と回答

ランドセルを購入した保護者の7.9%が、「購入に関する失敗がある」と答えた

ランドセルの購入に関する失敗の中で、具体的な内容を質問したところ、「色選び」と「値段」に関する回答が共に27.1%と最も多い結果となった。

ランドセルの購入に関する失敗で最も多かったのは「色選び」と「値段」

色選びに関する失敗で多かったのは「子供が希望する色でなかったこと」。一方、値段に関する失敗の中には、「早く購入しないと商品がなくなる」と思って定価で購入した後に、同じ商品が安く売られていたという具体的な失敗談が寄せられた。

また、色と値段に続く失敗として、25％が「重さ」と回答。「その他」と回答した保護者は、主に「サイズ」に関する失敗を挙げていた。

続いて、失敗経験がある保護者に「こうすれば良かった」と思うことはあるかと聞いたところ、89.6%が「ある」と回答。

失敗経験のある保護者の89.6%が「こうすれば良かった」と思う事があると回答

その中で多く寄せられた意見は、「経験者の意見を聞く」や「子供（本人）に背負わせてみる」という声。また、「6年間使うものなので子供の好みを優先した方がよかった」「好きな色やデザインのランドセルを購入したかったら、品切れになる前に、できるだけ早い時期に購入するのが良いと思う」という意見、さらには「売れ残りをセールで買えば良かった」「まわりのラン活ムードに流されすぎない」という意見もあった。