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ランドセル選び、セイバンが2024年度入学者を対象に調査結果を発表

GWまで3割以上が購入済。GIGA端末など荷物が増えるなか「体感重量」「耐久性」を重視する傾向

5月8日までに購入済は約38%

 株式会社セイバンは、2024年度に小学校に入学する子供がいる親を対象にランドセル選びにの調査を行い、その結果を発表した。コロナ禍明けで実際の店舗での購入へ回帰したほか、選択時の重視点は背負いやすさや耐久性へと変化している。

 この調査はゴールデンウィーク明けの5月8日から12日にかけてインターネット上で調査を行ったもの。サンプル数は2100。

 まず、購入時期としては、調査開始の5月8日までに購入した人は約38%。3人に1人以上がゴールデンウィークまでに購入手続きを済ませていることがわかった。未購入の約62%のうち、情報収集中が73%、情報収集もしていない人は27%となった。

購入価格または購入予定価格では、5万1円から8万円までがトップ
オンライン購入から店舗などオフライン購入に回帰

 購入価格または購入予定価格では、5万1円から8万円までのと答えた人が66%とトップ。平均価格は6万1536円。購入または購入予定チャネルもオンラインが前年の25%から今年は18%に減少している。

「体感重量」「耐久性」といった機能面への関心が高まる傾向がある
セイバンのランドセルもタブレットの収納に対応することをアピール

 また、近年ではGIGAスクール端末が通学時の荷物に加わり、セイバンのランドセルもタブレットの収納に対応することをアピールしているが、調査でもランドセル選びの際に重視する項目としてカラーのほか、背負いやすさが46%、耐久性が43%、背負ったときに感じる軽さが42%となるなど、機能面の関心が高まっている。

カラーは男子はブラック系、女子はパープル系とピンク系が人気